傷 ページ19
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釘「ちょっと伏黒!荷物持ちなさいよ!!」
伏「ハァ…」
棘「高菜?」
ワイワイ
『……』
この子達には何も知らせなくないな
ずっと笑っていて欲しい
……呪術師である限りそんなの、不可能に近いんだけど
真希「おい」
『!どこ行くか決まった??』
真希「温泉」
『………ん?????』
『いや、何で??』
釘「汗かいたし水入らずで良いでしょ!!」
真希「サッサと脱げオラ」
『お、オバサンの裸見たいですか…?!』
……あんまり、人前で肌は見せたくないんだけど
釘「わぁ、広い!しかも貸し切り!!!」
真希「まぁこの時間に温泉来るやつはいねぇよな、平日だし」
『あんまりはしゃぎ過ぎてコケないようにね?』
釘「はー…い………………Aさん!?その傷どうしたの!?!?!」
『……小さい時に付いたやつが消えなくてね』
今思えばあの“遊び”だと思ってたものは異常だったんだな
遊びは訓練
毎日遊んでたから…傷も残るよ
…こんな気持ち悪いもの、見せたくなかった
釘「Aさん綺麗なんだから手入れしなくちゃ!!」
『え』
真希「全身にあるな、だから夏も長袖なのか。暑そうだと思ってたけど」
釘「あれじゃ汗疹出来てたまんないわ…」
『…き、気持ち悪くないの?』
「「はぁ??」」
『!?』
釘「どーせAさんのことだから人を守ってーとか強くなるためにーとかなんでしょ?カッコイイじゃない!!」
真希「傷くらいで気持ち悪がってたら呪術師なんかやってらんねーよ」
『っ……』
初めて言われた。そんなこと
絶対気味悪がられると思ってた
釘「この後はザギンでシースー?」
真希「お前まだ食うのかよ」
『…ふふ………っあはは!!!野薔薇は食べ過ぎっ…別にいいけどね?』
釘「やったー!!」
真希「…やっと笑ったな」
『ぇ』
真希「険しい顔し過ぎなんだよ。恵も棘も気づいてたぞ。パンダは知らねぇけど」
釘「えっAさん何かあったの!?」
『………元気づけようとしてくれてた?もしかして。だから今日こんなこと』
真希「うっせぇ!!!!」
『〜っ…真希ちゃんお寿司いくらでも食べて良いからね!!!!』
真希「うわっ来んじゃねぇ!!!!!!」
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sou(プロフ) - ここまで素敵なお話を書いて下さりありがとうございました! (2022年2月24日 15時) (レス) @page36 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 灰桜さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。できれば五条悟オチでお願い出来ますか?応援してます。 (2021年3月31日 20時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 灰桜さん初めまして、この小説は恋愛の五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月24日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
灰桜(プロフ) - るかさん» ありがとうございます(*^^*) (2021年1月4日 10時) (レス) id: 0e3a4f8013 (このIDを非表示/違反報告)
るか - おもしろかったです。続き楽しみにしてます。 (2021年1月3日 22時) (レス) id: 37156010ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:灰桜 | 作成日時:2021年1月1日 18時