1日目:夜 睡眠の密室 ページ10
Aside
A「ぷはっ…あっ………
はぁっ……はぁ…」
ボタンを押してから30秒が経ち、私達はゼェゼェ言いながら密室からやっと出られた
おそ松「はぁっ……はぁっ…
だ、大丈夫っ……か……っ…」
あと10秒でも長かったら死ぬところだったし、冷たい水に浸かっていた訳だから
2人共顔が真っ青になっていた
とにかく寒い、寒すぎる
おそ松「………あ
…なんか……紙が落ちてる」
おそ松は床に落ちていた一枚の紙を拾った
A「……睡眠の密室…
脱出条件…5時間以上寝ること…?」
………これは…
おそ松「…もう……夜だからか…?」
部屋にかけてある時計を見れば夜の9時を回っていた
……寝る…休めってとこなのかな
A「……
…あっ」
紙から視線を外すと、部屋には布団とタオルと着替えが用意されていた
……その着替えの上には、私とおそ松のケータイが置かれていた
おそ松「あ、あれっ……;なんで…っと言うかケータイポケット入れてたんじゃ…」
私もポケットの中を手で探って見たが
……あるはずのケータイがなかった
恐る恐る服の上に置いてある自分のケータイを見ると、ちゃんと使えるし正真正銘私のケータイだった
…水で使えなくなってるはずなのに、自分のポケットにあるはずなのに
疑問に思うほどぞくっと身震いがした
おそ松「…とりあえず……
タオルと着替えが用意されてることだ…着替えるか。」
A「……そ、そうだね」
______
………最悪だ
A「……おそ松…
絶対…絶対こっち見ちゃ…やだからね……」
……一緒に着替えなきゃいけないんじゃんかぁぁあ…(絶望)
おそ松「わ、わかってるわかってる…お、お前俺の方見んなよな!?;」
A「誰が見るかバァーーッカ!;」
お互い背中を向けて着替えた
……どうしよ、死ぬほど恥ずかしい
密室で男(元彼)と着替え………
………
…っ………//;;;(プルプルプル
…いけないいけない
変なことを考える頭を軽く叩いて、私はいそいそと服を着た
______
A「………ねぇ
敷布団と掛け布団…1人用のやつが1枚ずつしかないんだけど…」
おそ松「一緒にぎゅーしてひっついて寝るしかn」
A「……?(威圧」
おそ松「床で寝まーーーーーーーーーす」
508人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「おそ松さん」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ももまつ(カラ松girl)(プロフ) - 戻ってきてください(・△・) (2019年3月26日 12時) (レス) id: b070c34685 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください!更新待ってます! (2018年11月29日 22時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 戻ってきてください!(´;ω;`) (2018年2月13日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - 更新頑張って下さいね!続き楽しみにしています (2017年11月11日 15時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
おだんご*°F(プロフ) - 頑張ってください!更新楽しみにしてます(*^^*) (2017年10月8日 13時) (レス) id: d3fb2c974d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まねみー | 作者ホームページ:
作成日時:2016年10月16日 20時