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Aside




………眼が覚めると私は


A「……んっ……あ、あれ…


…ここは………」


狭い部屋の中にいた


「……うっ…頭いって……


………え?」


……こいつと一緒に


A「…え、


お、おそ松………?」


…ど、どうしておそ松が………


というかここはどこなんだ


おそ松の様子を見る限り、私と同様この部屋がどこかわかってないみたいだ


おそ松「…あ、あの……」


A「待って。………今は…


………気まずく…ならない方が


2人の為でもあるし、さ。普通に話して。」


…私が微笑みながらそう言うと、おそ松は少し申し訳なさそうに俯いた


が、すぐに顔を上にあげ、二パッと笑って頷いた


……よし、今は余計なことは考えないでいよう


A「……眼が覚めたらここにいた…で、おそ松も合ってるよね?ここがなんの場所か…私はわからないんだけど、おそ松はわかる?」


おそ松「あぁ…俺も何が何だかさっぱりだわ…」


…案の定、おそ松と私は同じ状況に陥っている


何もない狭めの空間に、白い部屋


窓もなければ扉もない


………完全に密室だ


A「…手の込んだ誰かのいたずら……?全く…とにかく出る方法を……」


……と、言おうとすると


おそ松「………なぁ、これ…」


おそ松がある紙を私に差し出してきた


…私は紙を受け取り、文字が書かれてある内容を読んだ


A「………あなた達は密室に閉じ込められました。


まずはこの部屋から脱出してください……


……脱出条件…


………1分間…手を握る…?」


………なんだこれは…


要するにこの紙に書かれてあることをしないと出れないと言うことか?


おそ松「なんかポケットに入ってんなーって思ったらそれがあってさ…


……なんだろ…な。」


……この命令の内容が内容なのか、おそ松は苦笑いしながら頬をぽりぽりと掻いた


A「…ふざけてるよ何これ。


…ちょっとだけ待ってみよ?別の方法が……あるかもしれない。」


……「とりあえず手、握ってみる?」なんて、言えるはずもなく


私はおそ松にそう言うと、おそ松もコクンと頷いて部屋の壁を触りだした


……さっき私から気まずくなるのはやめようと言ったのに


今度は私が気まずくなってきてしまった……


……仕切り直して、私も狭い部屋で必死にここから出る方法を考えた


______

な→



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ももまつ(カラ松girl)(プロフ) - 戻ってきてください(・△・) (2019年3月26日 12時) (レス) id: b070c34685 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください!更新待ってます! (2018年11月29日 22時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 戻ってきてください!(´;ω;`) (2018年2月13日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - 更新頑張って下さいね!続き楽しみにしています (2017年11月11日 15時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
おだんご*°F(プロフ) - 頑張ってください!更新楽しみにしてます(*^^*) (2017年10月8日 13時) (レス) id: d3fb2c974d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まねみー | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年10月16日 20時

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