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第14話 ページ14

「長谷部…。」

清光が彼の名前を呼ぶ。

「我が主から伝言を承りました。鍛刀を100以内の資材でならしてもいいとの事です。それと手入れも1振りだけならとの事です。伝言を伝え終わりましたのであとはお好きに殺しあっていただいて結構です。」

そう一方的に告げると彼は早足で去っていった。

『…取り敢えず倒れている大和守さん運びましょっか。』

そう言って彼を引きずるように手入れ部屋に連れていった。

元々中傷だったのが長谷部に押されたことで重傷になっていた。

『ねぇねぇ加州さん、手入れってどうやるんですか?』

そう声をかけると目を丸くして言った。

「知らないの!?!?」

『うん。』

はぁー、と大きなため息をつかれた。

(嫌われたかな…。)
私は人に嫌われることには人一倍敏感でそれだけは絶対に避けたかった。

顔に出てたのか加州は取り繕う。

「めんどくさいとか、嫌いとかじゃないよ!?
ただ見習いとはいえ審神者で珍しいなって思っただけだから!!!それに俺は見てただけだしちゃんと説明できるか不安になっただけだから!」

人間の勝手のせいでこんな辛い思いをさせているのに彼は優しい言葉をくれる。

『ありがとう…。そう言ってもらえてすっごい嬉しい。』

素直にそう告げると自然と笑顔も零れた。

すると顔を真っ赤にして慌てたように、
「さ、さっさとコイツを手入れしよっか!」
と話を逸らされた。

(なんで顔赤くしてたんだ…?)←18年間まともに付き合った人0人

(危なかったー…!!!あの笑顔は反則だって…。)

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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです!清光君可愛いですね(* ̄∇ ̄*) (2018年11月17日 19時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - 面白いって言われると励みになります!初作品なので不安ばっかでしたが皆さんにそう言って頂けてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2017年12月12日 7時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いです!これから、続きが楽しみです!更新、頑張ってください! (2017年12月11日 16時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
鶴じい - お・も・し・ろ・い!! (2017年12月11日 14時) (レス) id: a5977de54d (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - ありがとございます!そう言っていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2017年12月10日 18時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:犬将軍 | 作成日時:2017年12月8日 2時

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