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「どういうことだ」
チタウリの襲撃以来地球には訪れていなかったソー
突如姿を現したことで本部内は未だ騒騒しさを保ったままだ
そして何より、
モニターに映る映像
自由を奪うべく全身をベッドに全身を拘束されているA。意識は未だ戻らないまま厳重に隔離されている
Aが戻ってきた、という事実を素直に喜べる状況ではなくただただ緊迫感に溢れ出した
隣室にはバナーがコンピュータと向かい合いながらソーと何かを話している。現状を理解しきれていない俺達とは反してバナーなら打破できるかもしれない、と彼に期待を寄せながらモニターを見ることしか出来ない
それなりに時間が経過してからソーが部屋に入ってきた。所々見えた傷跡は処置が施されていた
「おい」
何も言わずでかい図体のままイスに大きくもたれかかり、、、奴の右手には瓶ビールが見えた
「……あー、ソーいきなり地球に来て、何か用だったわけ？」
怒りの言葉が出る前にナターシャが口を開いた
ソーは持っていた瓶に口をつけ、喉をｸﾞﾋﾞﾘと大きう鳴らし息を吐く。そんな姿に自分の額に嫌でも皺が寄るのがわかる、1度射抜かれないとわからないらしい
「ソー、何があったの。Aに」
俺の苛立ちを感じとったのか、ナターシャは声に力を込めた
「地球人には理解できないことだ」
「てめぇやっぱり射抜かれてえのか？」
手ぶらじゃなかったら速攻やってた。少々デカめの舌打ちをしたところでソーはこちらを見向きもしない
「あぁ、お揃いか。すまないが君達に構ってる暇はないぞ。そこを退けデカブツめ」
慌ただしく部屋に入ってきたのはスタークだった
どうやらバナーに呼ばれて来たらしく、相変わらずの口調でソーをシッシッと退けさせた
「おい、スターク」
「わかってる、任せろ」
そう言ってスタークはバナーの元へと足を向けた
Aが戻ってきたことは喜ばしいことだがそれが並行して不安視されていること
彼女がヒドラに関わっていた事、それだけじゃなく自ら手を加えていた可能性が大いにある事
これらが世間に大々的に広まれば自分達の下でAを守る事が出来なくなってしまう
そうなれはまた、彼女の力を悪用しようとする輩が現れるのだ
何としてでもそんなことは避けたい
スタークの奴はいい案がある。と言葉を残したが何処まで信用できるものか
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翡翠(プロフ) - 初めてコメントします、、、！アベンジャーズとクリント・バートンが大好きでここに辿りつきました！めちゃくちゃ読みやすくてストーリーも面白くて一気に楽しませて頂きました！無理は言いませんので(むしろいくらでも待ちますので)続きが読めたら嬉しいです、、、！ (2022年6月7日 21時) (
レス) @page14 id: e65fca4c0e (このIDを非表示/違反報告)
おもちちゃん(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!また続きを更新してくださるのを待ってます! (2022年5月21日 14時) (レス) @page14 id: b3862cde2f (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます！私もMARVELがとにかく大好きで、他作品へのきっかけなどになって嬉しいです。お楽しみいただけるよう、マイペースですが更新していきますので宜しくお願い致します！ (2022年2月11日 23時) (レス) id: 6eded9b577 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - でん太郎さん» コメントありがとうございます。そしてお気遣いまで頂きましてとても嬉しいです。素敵なご意見を頂いた上、引き続きお楽しみ頂けるよう執筆させていただきます！ (2022年2月11日 23時) (レス) id: 6eded9b577 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - 千紗さん» コメントありがとうございます。滞ったりマイペース更新ですが、お楽しみいただけてとても嬉しいです！ (2022年2月11日 23時) (レス) id: 6eded9b577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2021年1月15日 0時
