黄色い狐さん【セ/ン/ラ】 (ページ7)

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＊ピアスページ7

『ねね、センラ！』

「ん？なんや？」

『ピアス開けたい！！』

「痛みを我慢できないおこちゃまはあかんよ～」

『はぁあ？！』

完全にバカにしやがったぞこの人！痛みぐらいは我慢できるおこちゃまだよ！←

『我慢は出来るわ！いいじゃん、開けていいでしょ？？』

「えー...耳に穴が開くんやで？」

『そりゃそうでしょ。ピアスするためには穴開けないと』

「僕の大事な彼女の耳に穴が開くのはな...ぐすん」

『あー下手くそな演技。じゃあ志麻くんに開けてもらうわ』

「僕が開けるから連絡せんで？」

志麻くんって単語言った後の行動早いなこいつ...。高速でスマホ取らなくても連絡しないって。

『じゃあ開けて？』

「どの方法であける？」

『え、そんなたくさんあんの？』

「ピアッサーが一番楽かな多分...他にはね、ニードルと、安全ピンで開けれるよ」

『安全ピンは無理。本当にやってる人いるの？』

「ネットで書いてた」

『ネット便利ね』

ニードルって何かわからなかったから調べてみると、クソ痛そうな形状してた←
やばいよ、貫通してたよ！皮膚は貫通しちゃダメなのよ！ねぇ！(今からピアス開ける人)

『じゃあピアッサーで...』

「大丈夫やで。そこまで痛ないから」

そう言われても...。どうしても身構えてしまう。っていうか準備が早いわ。ニードルはもう怖いわ。怖いわ。

『やるなら勢いよくだよ？』

「え？」

『...ちげぇよそっちじゃねぇ』

「冗談だよ....」

バチーーン

耳元でクソうるさい音が響いた。その音がうるさすぎて痛みこんかったわなんかごめん←

『あー、痛ない』

「やろ？本当はニードルの方が安定感あったりするしええんやけどな」

『まじ？』

「うん。片方ニードルでブスッと開ける？？」

『あーそれは勢いでやるやつですねゆっくりでお願いします！！！』

無事両方穴あけれました。よし、今度おそろいのピアス買お。