* お散歩 ページ16
『どう、した?』
「うん、あそこまで行ったらしたわw」
『そりゃww』
数分ベンチに座って話していると、腰らへんをトントンと誰かに叩かれる。誰だろうと思って後ろを振り返ると、少し下の方に可愛らしい男の子と女の子が此方をみていた。
『どうしたの?』
「おねぇちゃん!これ、あげる!」
「がんばって作ったの!」
小さい手には花冠が握られていた。
え、待って嬉しすぎる。見ず知らずの女の人に花冠を作って渡してくれるの?おばさん泣いちゃう((
『いいの?ありがと〜!』
両手でそれを受け取ると男の子と女の子は照れ笑いを浮かべ、パタパタと何処かへ行ってしまった。
『うわぁぁ、めっちゃ可愛い!ちょ、やば。センラやばくない?』
語彙力が低下した私は“可愛い”と“ヤバイ”しか発せない状態に陥ってしまった。
センラを見たら何とも言えない表情をしていた。
『…センラ?』
「あ、何?」
『いや、ぼーっとしてたから』
「なんでもないで?…あ、その花冠つけてあげるよ」
貸して、と言われ手に持っていた花冠をセンラに渡す。すると、頭に優しく置いてくれる。
『似合ってる?』
「うん、似合ってんで」
そう笑顔で言われると照れるなぁ((
、
(これは…未来?)
子供と話してたら結婚した未来を想像してしまったセンラであった。
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作者名:もももふ | 作成日時:2018年9月14日 13時