検索窓
今日:28 hit、昨日:39 hit、合計:151,826 hit

60 ページ11

*南原Aside


確かに覚えてる

2年生の冬休み

とっても美形な兄弟に話しかけたこと

冬休み明け、キヨちゃん先生にめっちゃおこられたこと

そして北は最後に私の手を取り、口を開いた


北「…何が、とか…どこが…とか、
言われて直ぐには言えへん。

けど、









…Aの、事が好きや。俺と、付き合うてください」









『っ…うん…私もっ、好き…めっちゃ好き!よろしく、お願いします!!!』




何となく気づいていた


急に名前で呼んでくれたり

手を繋いでくれたり

抱き締めてくれたり

そして、私と話すたびに幸せそうな笑顔を浮かべていた


もしかして…と思ってたけど

まさか本当にこうなるとは


少しぼーっと考えていると


北「…っ、A…」


と名前を呼ばれた

『ん〜?』

私はまだ夢見心地


すると

北にほっぺをムニュッと挟まれ


北「Aさん。そないな顔で見つめないでや…」


と、顔を真っ赤にしながら告げられた


え?

そないな顔って、どんな…顔?

すると北が溜息をつきながら

北「…はぁ…せやからっ!そんなに顔を真っ赤にされたら、俺まで照れてしまうわ…////////」

と、目を逸らして言った


そんな姿が可愛くて、愛おしくて


『ふふっ、もっと照れてええよ?きーたくん?』


と言う


すると突然目の前が真っ暗になり、鼻にくる落ち着く、大好きな匂い

また、北に抱きしめられていた


北「はぁ。…もう、可愛ええこと言うな。」


と、さっきよりも

ぎゅうっ

とキツく抱き締められた


そんな北もまた愛おしくて

私は北の背中に腕を回して



『…いやや!!!』


と叫んだ



このわずか10分も経たない時間は



私達だけの時間


薄暗くて、人通りも少なく、少しホコリっぽい


何にもロマンティックでは無いけど


特別な時間となった

61→←59



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (318 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
886人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 稲荷崎 , 北信介
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

赤羽 - これはすごく良い小説だっっっ (4月4日 7時) (レス) @page17 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - 稲荷崎めっちゃ尊い←稲荷崎箱推しの人 (2月23日 20時) (レス) @page34 id: a286a14bdd (このIDを非表示/違反報告)
夢ぐり(プロフ) - かれんさん» 夢のような北さんとの新婚生活、、羨ましい限りですよね、…( ´-`) (8月17日 22時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
かれん(プロフ) - 北さん尊いって (2022年5月20日 20時) (レス) @page20 id: 853b88f4af (このIDを非表示/違反報告)
夢ぐり(プロフ) - ななさん» わ〜!!ありがとうございます!そう言っていただけて何よりです(*^^*) (2021年9月20日 8時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢ぐり | 作成日時:2021年1月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。