61話 ページ18
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その日の夜。
旅館に帰れば、東堂さんのお母様が部屋に和菓子とほうじ茶を持ってきてくれて、一息ついていた。
ちなみに今日の部屋は手嶋先輩たちのとこだよ!
そういえば、洗濯物取りに行かないと。
食べ終わった食器を食堂に置き、私は洗濯機が置いてあることまで行く。
『あれ、真波君…?』
洗濯機の置いてある部屋に入っていく真波君。
相変わらず欠伸をしていた。
真波君も洗濯物取りに来たんだ!
少し話をしようかなんて考えながら部屋に入れば、ある洗濯機の前で止まってる水色の頭。
その手には布切れ。
あれ、まって。
『ちょ、真波君それ私の下着…!?!?』
「っ!!ご、ごめん天ちゃん!寝ぼけてたら天ちゃんの洗濯機開けてて…!!」
私の下着を持ちながら顔を赤くして必死に弁解をする真波君。
『あの、とりあえずその下着離して……』
「あっ、ご、ごめん!」
目を逸らしながら私に下着を渡してくれる真波君。
私はサッと受け取り、真波君に詰め寄って見上げる。
『こ、このことは誰にも言わないでね…?』
「っ!?う、うん!勿論!」
未だ顔の赤みが引けていない真波君から目を逸らす。
あぁ…なんでこんな時に限ってレースの下着なんか…。
勝負下着だとか思われないかな!?
焦る私の横で、真波君が私の横の壁に手をつく。
俗にいう壁ドンというやつだ。
『ま、まま真波君!?』
「天ちゃん、早く下着しまった方がいいよ。先輩達来ちゃうから」
え?と首を傾げ、耳をすませば、遠くから東堂さんらの声が聞こえてきた。
やば!と洗濯機に向かう私を逃がさないかのように、真波君が私の腕を引く。
「それに、そんな可愛いことしてると、僕食べちゃうからね?」
ニコリと妖美に笑った真波君。
な、なにを言ってるの…?
茫然とする私に、ほら早くといつもの笑顔で私の背中を押して洗濯機の前に戻す真波君に、私はいつまでも戸惑ってばかりいられない。
急いで洗濯機から取り出し、袋の中に入れた。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2022年5月10日 15時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
(名前)なちや(プロフ) - 天ちゃん (2022年4月1日 4時) (レス) @page2 id: a1999f22f2 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)なちや(プロフ) - ニヤ (2022年3月31日 23時) (レス) @page1 id: a1999f22f2 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - マルさん» ふっふっふっ…どうでしょうかね? (2021年3月11日 20時) (レス) id: 91505f2211 (このIDを非表示/違反報告)
マル - ええー!天ちゃん大丈夫かー? (2021年3月11日 20時) (レス) id: 80ebb61b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぃあろ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時:2021年1月22日 20時