検索窓
今日:6 hit、昨日:23 hit、合計:20,819 hit

___ ページ11

ーー






「今話してんだから割り込んでくんなよ」


「おっ!?ラブラブかよ〜〜!!」



大分迷惑そうにあしらうゆーすけくんに、茶化し続ける篠原くん…だっけ?



「付き合ってんのかよ!」

「はぁ?そんな訳ねーだろ」



すっごく嫌がるゆーすけくんに地味に悲しくなる。


そこは少しでも照れてくれよ。


ガチじゃん。



「おい御山は?ゆーすけの事どう思ってんだよ!!」



さすがにこれ以上は揉めると思ったのか、

標的があたしに向けられる。



「なっ、おい!」

「いーだろ別に!で?どーなんだよ?」



これ答え方によっては誤解産んでややこしくなるからなぁ。




『まぁ、そろそろ名前呼んで欲しいよね。』




「じゃあ好きか嫌いは?」



『お友達として好きだけど』




「ほら!!」





『ただ、付き合うなら________








____あたし、年上が良いかな。』







小学生相手だと捕まる年齢になりました。





「えー!Aちゃんって年上の人が好きなんだ!ゆーすけくんドンマイ!」


「泣くなよゆーすけ」


「何で俺なんだよ」




ハッキリと伝わったのか話も段々と収まる。



この年頃って、丁度「○○くんが好き」とか敏感になってくる時期だよね。



純粋っちゃ純粋なんだろうけど、未知な子にとって未知が故に揶揄う対象になる。



知識が増えるのは良い事だと思うけど、その分悪い部分もある。




それを正しく指導する方は大変だね本当。







「あ、来週の授業参観って道徳なんだ」


「うわ、絶対発表じゃん」






『…』



もうそんな時期か。

___→←憧れ。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
728人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うぃっぷ | 作成日時:2020年10月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。