…だったのに【ポケモン剣盾】

いつも ステージ ページ29

ゲンガーとの





なんとも素敵なデート終え

少し震えながら帰宅していた





何度か命を狙われたが

その度に言葉を捧げたので何とかなった

むしろ言葉欲しさに狙われた気もしなくないけれど

何ともスリリングなデートだった…





出来ればもうしたくない

そして早く太陽の光を浴びたい





じっとしていたら寒いので

取り敢えずスパイクタウンを真っ直ぐ進む





広いところに出たかと思えば

そこにはステージのようなものがあり

証明など、色々なものが揃っていた

まるでライブハウスみたいな





…というかここ









もしかしてジムチャレンジの場なのでは？

ポケモンバトルするには十分な広さだし

来てはいけない所に来てしまった…





すぐ様Ｕターンしようと振り向く









すると





全ての照明が輝きだし

キィィーンと、マイクの独特な音が鳴り響く

何事かと辺りを見渡すと





ステージにはいつの間にか




























「ようこそ俺のステージへ」









スタンドマイクを構えたお兄さんがいた





いつもの違う雰囲気に戸惑いを隠せず

その場を動けずにいると

挑発するように人差し指で来いと合図される





恐る恐る近付けば

一度ニヤリと笑う





「スペシャルライブといこうじゃねぇか」









耳をつんざく様なシャウト

ギラつく瞳はアイシャドウに縁取られ

綺麗な唇からは中毒性のある声を放つ

スタンドを時々触れる手は色気を感じられた





そこから一歩も動いていないのに





手と顔が熱くなり





心臓はドクドクと脈打ち





頭はクラクラした









一曲だけのライブは









直ぐに終わったが



















心臓は鳴り止まない

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