361話 ページ30
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ゴン「やっと…
カイトと同じになれた……あの時の」
キルア「ゴン…」
ゴン「少しだけ……救われた」
ゴンはピトーに立ち向かい、右腕を持った。
ゴン「ウォオオオオ‼‼‼」
ザシュッ‼‼‼
ゴン「右腕はやるよ…
最初はグー……」
待ってよ………
ゴッ‼‼
キルア「ゴン‼‼」
こんなオーラを出して……体は持つの……?
ゴン「お前も、もうおやすみ」
『ダメ……‼‼
もうそんな……そんな力…‼‼』
一体、この先…どれほどの……‼‼
ゴン「ジャン
ケン」
ゴゴゴッ‼‼‼
私の体は吹っ飛ばされて、木に背中を打つ。
『ぐッ……
嫌だッ‼‼』
キ「『ゴォーーーン‼‼‼』」
ゴンは振り返って、私達を見る
その顔はとても辛そうで、悲しみに満ち溢れていた
ドォォォォォンッ‼‼‼
.
.
『ゴン……ゴン……』
キルア「………」
キルアはゴンを抱え、私はゴンの髪を持ちながら歩く。
『う……っ、ゲホッ』
涙を流しながら、腹の激痛を感じて吐血する。
キルア「大丈夫か…?」
『う…っく、
うん…、大丈夫
こんなの、ゴンに比べたら……ッ』
ポロポロと流れる涙は止まる事を知らず、私の頰を伝う
最後の顔は何…?
「助けて」って…?
それとも「ごめんね」って⁉
『バカ……ァ
目覚まして、私達に謝ってよ…‼‼
いつもみたいに笑顔で、舌出してさ…‼
「ごめんね」って言ってよ……
どんだけ私達に心配かけたと思ってんの…?
ねえ…ねぇってば‼‼‼』
私は死んだ様に眠るゴンに怒鳴りつけて、拳を握りしめる。
キルア「A‼
…少し落ち着けよ」
『…ハァ、ハァ……
っ!…ご、ごめん』
キルアだって、悲しんでるんだ
それを必死に抑えて冷静になってる…
ハァ、と溜息を吐き下を俯いた。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - h16ayakaアヤッカーさん» そう言ってもらえてとても嬉しいです!!ありがとうございます!! (2019年5月5日 17時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
h16ayakaアヤッカー(プロフ) - イルミのシーンでマジ萌えました!!!!いやほんと凄いです!!!! (2019年5月5日 17時) (レス) id: a6a42def20 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米クンさん» ありがとうございますぅぅ!!!更新頑張りますね!! (2019年4月18日 18時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米クン - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいッッ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月18日 15時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» 絶対見ます!!更新頑張りますね!! (2019年4月15日 22時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年4月5日 1時