夜のお誘いと言ったらアレしかないだろう!!なあ天使ども!! ページ26
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『んー……別に!
キルア可愛いなぁって』
「あ"⁉おまっ、また可愛いって…‼」
なんかもう私の中で最終回来ちゃってるわ。
ダメだ、これ以上ここにいたら。
年寄りの涙腺が千切れそう。
「………俺の部屋来る?」
.
『ヘァッ』←
まさかのあっちからのお誘い…ッ⁉‼
いやダメだろ‼
中身私なんだか………ら…
「…てか来い、強制」
ズルーーッと私の体を引きずりながら自分の部屋へと向かうキルア。
え、重くない?重くないの??←
…"私"だから大丈夫か
あーーーダメだ、私のボケスキルが上手いこと発動しない。
キルアはガチャ、と片手でドアを開けて、私をベッドに座らせた。
『え?嘘じゃんマジで?キルたんお年頃⁇』←
「ばッ、ちげーよアホ‼‼///」←
キルアは渋々私の膝の上に乗り、私を見上げる。
『ねえやっっっぱそうじゃん‼⁉そういうことでしょ⁉‼
ダメだよ中身私だし‼‼』
「だから違っ………
中身……とか、関係ねーだろ」
ギュ、と私を抱きしめるキルア。
…それこそ違うでしょ。
キルアが話しかけてるのは私でも
いつも無意識に見てるのは、"私"だよ。
だから今も、"私"に甘えているんだよね。
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ごめん……ごめん、キルア…
『…キル、今日は甘えたなのね』
「……っ」
そう言うとキルアはギュッと私を抱きしめる力を強くし、私の首筋に顔を埋めた。
ほら。
やっぱり、そうじゃん。
気付けば私の目からは涙が零れ落ちていて、それはゆっくりと頰を伝いキルアの服を湿らせた。
…これも、"私"の涙かなぁ
そっかそっか、色々我慢してたんだね。
こんなに胸をチクチクさせて…
「………なあ」
『…ん?なーに?』
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.
「今泣いてんのも、"お前"なんだろ」
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なにこれタイトルでボケづらいんですけどぉ!!!←→←なんかシリアスっぽくなってる_____!!
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しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» 完了致しました! (2019年12月5日 21時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - 出来たら報告お願いします。ごめんなさい何から何まで、、、 (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - ありがとうございます! (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» そのお言葉、とても嬉しいです!では、短編集の方に載せておきますね!私、読者様の為ならいつでもここへ飛んできますので、また何かありましたら気軽にお申し付けください! (2019年12月5日 18時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - すごくおもしろいです!前作とはまた雰囲気が違いますね!お願いがあるんですが、プライベートが大変なのは分かっていますが、幸福と不幸のアッチ系の短編集にとべるようまたしていただけないでしょうか? (2019年12月5日 17時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年10月15日 7時