キルア(夢主ちゃんは〇〇しないと出られない部屋の存在を知りません) ページ47
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『…ん……』
欠伸をしながら伸びをして、周りを見渡した。
『ここは…?
……‼キルア!』
さっきの私と同じように床に寝転がっているキルアを見て、目を丸くした。
『キルアっ、大丈夫⁉』
キルアの体を揺さぶりそう声をかける私。
するとキルアは顔を顰めながら目を開いた。
キルア「……A…?」
むくっと起き上がり、辺りを見渡した。
キルア「ここ、どこだ…?」
『分からない…
昨日寝て、目が覚めたらここに居た』
キルアは私の言葉に頷き、「俺も」と言って扉の方に足を進めた。
そしてドアノブを下に下ろすが、鍵がかかっているようで開かないらしい。
『……微かに、念を感じる』
キルアは「ああ」と顎に指を添え、眉間にシワを寄せた。
キルア「何者かがこの部屋を生み出したなら、恐らくソイツは具現化系だな」
『あ、でもさ!出られないなら壁ぶち破っちゃえばいいんじゃない?』
そう言う私にジト目を向け冷や汗をかくキルア。
キルア「お前もそーゆートコあるよな…;;」
『出られないよりはマシでしょ?』
壁に掌を向け、念を込める。
『"
キルア「おまっ、最初っから全出力かよ⁉」←
.
.
『「……;;;」』←
オーラをぶっ放した壁には傷ひとつ付いていない。
『いや………これ…どうすんの……?』←
キルア「俺に聞かれても分かっ……
ん…?」
キルアは自分のポケットを漁ると、丸めた何かの紙を取り出した。
『何それ?』
私は首を傾げてキルアにそう問う。
キルア「こんなもん持ってたっけ…」
キルアはそう呟きながらその紙を広げた。
.
.
.
『…………キルア?』
広げた紙を見た瞬間、キルアの体が硬直した。
キルア「…………」
『えっ、なになに⁉
てか何が書かれて……
…ホントに大丈夫?
え?死後硬直……?』←
未だに一言も喋らないキルアを本気で心配する私。
そんなにショッキングな内容だったのか…?
私はその内容を知るべく、キルアが持っている紙を覗き込んだ。
[お題
相手を押し倒してから耳を舐めた後キスを三回
※相談は許可します。]
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しゃーぺん@彩(プロフ) - Hanaさん» そのお言葉を頂けて、本当に嬉しいです!カルトはあの見た目でも一応ゾルディック家の末っ子(五男)ですからね笑 (2019年8月19日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
Hana - すごく面白いです!8〜11のお話は泣きそうになりました!12話見て思ったんですけど、カルトって男だったんですね (2019年8月19日 21時) (レス) id: da3268cf1a (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - スクールみきのさん» 了解です! (2019年6月30日 17時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - スクールみきのさん» 分かりました!リクエストありがとうございます! (2019年6月30日 17時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - よければ、なんですが、、私の小説でコメントくださらないでしょうか?お願いします! (2019年6月30日 10時) (レス) id: ea6b7900f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年6月1日 0時