クモのお仕事 ページ12
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ある日、シャルからメールが届いた。
「今暇?」
暇ではあるが…
少し嫌な予感がしたので用件を話すように言うと、
「俺達の仕事を手伝って欲しいんだ」
『うん……
はい?』←
俺達の仕事ってクモの仕事だよね?
つまり窃盗だよね?
てか何故私?←
「とにかく今から俺達の居場所送るから、すぐそこに来て!」
すぐですか⁉すぐなんですね⁉←
私は詳しく内容を聞くべく、アジトへと向かった。
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『こんにちは〜…』
うわ、めっちゃ声響く
コツコツと足音を鳴らしながらシャルの元へ向かう。
『シャル?』
私がそう言いながらヒョコッと部屋を覗くと、数名の視線が私を捉えた。
シズク「あ、Aだ」
シャル「お!よかったー来てくれて!」
シャルが笑顔で私の背中を押し、中に無理矢理入れられる。
マチ「え"……
まさかアンタ、依頼OKしたの?」
何故か引き気味に私を見るマチ。
『いや、細かい内容はまだ…
で…シャル、どんな仕事なの?
てかなんで私?兄上とかいたのに』
シャル「いやぁ…実はさ
俺達のターゲットを管理してる人物が、ロリコンなんだよね」
あっ(察し)←
『……つまり、私がソイツの気を引く係になれ…ってワケね』
シャルは「ピンポーン!」ととびっきりの笑顔で言う。
ノブナガ「ホントにいいのか?
ヒラッヒラなドレス着て語尾にハート付けて喋んなきゃなんねえんだぜ?」
『……………………は?(殺気』
ノブナガはそんな私の反応を見て大笑いし、シャルはその逆で冷や汗をかき私を宥めた。
『……あ!でもカルトいるじゃん!』
私がそう言うと、ビクッと肩を揺らし私を睨むカルト。
カルトは男だけど、見た目は可愛いし……
カルトでも充分ロリコンの心を奪えるんじゃ?
マチ「いや……カルトは…」
カルト「変態なんかと喋りたくないから嫌だ」
マチ「……の一点張りだからね」
それなら私だって絶対に嫌なんですけど‼⁉←
フェイ「金で釣れる奴の方が交渉が早く終わるね」
『あ"ぁん⁉‼』←
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しゃーぺん@彩(プロフ) - Hanaさん» そのお言葉を頂けて、本当に嬉しいです!カルトはあの見た目でも一応ゾルディック家の末っ子(五男)ですからね笑 (2019年8月19日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
Hana - すごく面白いです!8〜11のお話は泣きそうになりました!12話見て思ったんですけど、カルトって男だったんですね (2019年8月19日 21時) (レス) id: da3268cf1a (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - スクールみきのさん» 了解です! (2019年6月30日 17時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - スクールみきのさん» 分かりました!リクエストありがとうございます! (2019年6月30日 17時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - よければ、なんですが、、私の小説でコメントくださらないでしょうか?お願いします! (2019年6月30日 10時) (レス) id: ea6b7900f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年6月1日 0時