クラピカ ページ8
「でも、正直なところアイツぶっ飛ばしたかったな」
『あ゛ぁ?!』
「絶対無理だって!!
返り討ちにあってあの世行き
お前、このタイミングでAの地雷踏むなよな!!」
「100%?」
「ほぼな
ほとんど年の基礎しか知らないオレ達のかなう相手じゃないね」
ゴンはニヤリと笑っている
何かカマをかけたのだろうか
「やっとキルアらしくなったじゃん
ムチャ言うのはオレの役!
キルアはクールにそれを止めてくれなくちゃね
・・・頼りにしてんだから
オレも、Aも!」
キルアはチラリとAの顔を見る
『当たり前だろ
俺がいないのにキルアがおかしくなったら取り返しがつかないんだ!!
キルアを信じてゴンとキルアの2人で尾行させたんだ
・・・頼むよキルア』
徐々に弱々しくなるAの声に、少し申し訳なさを抱えつつ、キルアは「勝手なヤツらだな」と一言呟いた
その顔は、少し照れたような嬉しそうな、そんな表情をしていた
「で、どうする?これから」
「そりゃあ何がしたいかによるさ
どうするかは」
「あいつらぶっ飛ばしたい!!」
ゴンのムチャな発言が早速始まり、俺達は旅団のメンバーともまともに渡り合えるような能力を得るヒントを探すため、クラピカと会う算段をつける事になった
―――――
延々と呼び続ける電話
「出ないね、クラピカ」
『仕事中なら出ないよ』
「やっぱり忙しいのかな・・・」
―――もしもし―――
「あ、クラピカ?!よかったようやく繋がった!!」
ゴンの表情が先程と打って変わって一気に明るくなった
ゴンとキルアは代わる代わる、端的に話を進めていく
幻影旅団に会って、捕まったこと
力になりたいこと
自分たちはクラピカにとって有益な情報を持っていること
しかし、クラピカにはあまり響かなかったようで
「頼むよ、クラピカ」
―――こちらから、かけ直す―――
そこまでで電話は切れてしまったようだった
キルアは頑として協力を断り続けるクラピカにご立腹のようだ
「ごめん、Aも話したかった?」
『いや!俺はいいよ!!
この件はデリケートな話だから』
そして無事、レオリオがいるであろうホテルに到着したのだが・・・
「うわっ、酒とタバコくせっ!!」
『なんだよこの状況』
「人が捕まってた時に酒盛りしてたんかコイツら・・・」
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ruru(プロフ) - みこさんの作品とても好きです✨しかもめちゃ好みで全部読んじゃいました(*^^*) (5月6日 18時) (レス) @page45 id: 41af3796e6 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - メロンソーダさん» メロンソーダさんこんにちは!ありがとうございます\( °ω° )/頑張りますー!! (2022年8月4日 7時) (レス) id: e77f4d9956 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 続編おめでとうございます(* 'ᵕ' )イラストもお話も待っています 体調管理に気をつけながらも頑張ってください!! (2022年8月3日 22時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みこ | 作成日時:2022年8月3日 7時