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接触 ページ4

キルアとゴンは順調に備考を進めていた


『あれ、もしかして・・・』


ターゲットはホームレスが多い裏の道を通って


広場に入り


さらに小道に・・・


徐々に人通りの少ない道に入り込んでいく


『これ、誘い込まれてるんじゃ』


到着した先は、人など寄り付かない廃墟だった


これは、ちょっとまずいかもしれない



キルアもゴンも、動きはない


『ん?』


ノブナガの携帯が鳴り、誰かと話しをしている


そして、次の瞬間






―――バッ





ゴンとキルアが一気に動いた



廃墟の中に入ったきり出てくる気配はない



さて、どうしたものか



2人が見える位置に動かなければ



こういう時、父様の能力は便利だなと実感する



建物の上から地上に降り、2人の影を探す



・・・見えた!


ゴンとキルアは別の部屋にいるようだ


そして旅団メンバーがマチとノブナガの他にも


強面のフィンクスと、スーツの女性パクノダ


『増えてる・・・』


それに、よく見ればキルアの両足首からは血が滲んでいる


ここからは私の仕事だ


どの段階で私がでて、2人を救うか


声が聞こえないからなんとも言えないが、何やらピリピリしているような気もする


すぐにでも出たいところだが、下手をすれば私まで捕まる


そうなればジ・エンドだ


もう少し、様子を見よう


2人のどちらかでも、隙を見て私に電話をかけて音を聞かせてくれれば違うのだが


そんな隙を、彼らが与えてくれるわけが無い


離れた位置から尾行を続けるAは、車へ乗る一行をさらに追う


『くっそ・・・』


車にはバックミラー、サイドミラーがついている


迂闊に近寄れば増えた2人にも見つかるかもしれない


面倒なことになった


更に離れた位置から尾行を続ける


こんな所を走る車なんてそうそうない


こんな所を歩いたり走ったりする人間だってそうそういない


リスクが大きすぎる


奥地のそのさらに奥地へと車は進んでいく


ここは・・・


キルアとゴンが4人に囲まれてとある廃墟の中に入っていくのが見えた


まずい、このアジトは外から中を把握できる窓がない


誰かが2人を連れて出てくるまで、待っている事しか出来ないか・・・


旅団からの依頼さえあれば自然に中に入れるのに


父様に連絡を取ってみるか?


最悪なのは依頼がない上、私だけでも離れるよう父様から命令が下ることだ


手持ちの宝物に手を伸ばす


あぁ、一か八か


これが上手くいく保証はない


『こうなれば!』

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ruru(プロフ) - みこさんの作品とても好きです✨しかもめちゃ好みで全部読んじゃいました(*^^*) (5月6日 18時) (レス) @page45 id: 41af3796e6 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - メロンソーダさん» メロンソーダさんこんにちは!ありがとうございます\( °ω° )/頑張りますー!! (2022年8月4日 7時) (レス) id: e77f4d9956 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 続編おめでとうございます(* 'ᵕ' )イラストもお話も待っています 体調管理に気をつけながらも頑張ってください!! (2022年8月3日 22時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みこ | 作成日時:2022年8月3日 7時

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