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「え…」
彼からの急な言葉にびっくりする。
私に言われてもな…って正直思ってしまう自分がいた。
「ま、まぁ…知りたいっちゃ知りたい、よ…？」
私は少し戸惑いながら言う。
でも、なんで笹川が学校に行かなくなったかは知りたいよ…
「んじゃ、Aに教える…」
「え、私で良いの？」
「うん、Aには言える気がする…」
そう言われてドキッとした。
笹川はベッドに座り、隣を叩いている。きっと、私に隣に座れと合図しているようだ。
私は合図された通り、笹川の隣に座った。彼は私より身長が大きくて横顔も大人っぽい顔付きだった。
「じゃあ、話すよ。俺の過去のこと…」
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作者名：咲乃ほしは | 作成日時：2019年10月21日 21時
