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＃３８ ６８年目 ページ44
「やめたくない、です」
ぽつりとつぶやくその声は周りの音にかき消されてしまうほどに小さく頼りなかった
「じゃぁ…」
「でも」
私の言葉をさえぎって、彼女は続ける
「でも、だめなんです。私が、バレー部に居て、
マネージャーとしてみんなを見ることも、
春高を目指すみんなを応援することも。
私が、マネージャーを続ける資格はもう、
どこにもないんです」
たかが１８年、されど１８年
でもいま彼女は、人生最大の壁に押しつぶされそうになっている
「どこまで、お前の言葉だ」
ならば、私が壁を壊す手伝いをしよう
君は今、失ってはいけない何かを自分で捨てようとしている
「自分のこ、とば…？」
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みぅな(プロフ) - ありささん» コメントありがとうございます！親からのプレッシャーというのはたとえ言葉であっても虐待のように重いものですよね…ハッピーエンドになる予定ですのでなにとぞお付き合いください！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: fe986c900c (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 今日読ませてもらいました、面白いのでこれからも更新頑張ってください！私的には両親からの虐待(？)もなくなるハッピーエンドがいいです！ (2019年10月30日 22時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいじ | 作成日時：2019年10月26日 0時
