#３４ 考査 ページ40
「A、話がある。来なさい」
だよね。わかってたよ
今日は褒めてくれるかな
「はやくしなさい！！！あなたにゆっくりしてる暇なんてないのよ！？」
期待とは裏腹に母の金切り声が響く
「何、お母さん…」
「何、じゃないわよ！あなた前回のテストから点数下がってるじゃない！！」
目の前に突き出された成績表
そこには
１位の文字と、前回から５点下がった総合点
「成績は維持しろといっただろう」
この前はろくに順位も出せないのかって言ったよね、お父さん
それに、下がったって言ったって、たった５点
こんなことでちくちく言われるということは
この先、私は何かにおいて文句をつけられていくんだと思う
「うちは、うち…だもんね」
あきらめと似た意味を含んだ言葉をボソッとつぶやく
「ぼそぼそとしゃべるな！！気分が悪い！」
こっちのセリフよ
私の怒りと悲しみはもう限界を超えていた
「この前、私が言った言葉覚えているか」
嫌な予感がした
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みぅな(プロフ) - ありささん» コメントありがとうございます！親からのプレッシャーというのはたとえ言葉であっても虐待のように重いものですよね…ハッピーエンドになる予定ですのでなにとぞお付き合いください！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: fe986c900c (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 今日読ませてもらいました、面白いのでこれからも更新頑張ってください！私的には両親からの虐待(？)もなくなるハッピーエンドがいいです！ (2019年10月30日 22時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいじ | 作成日時：2019年10月26日 0時
