騎士の国のお姫様【Knight A】

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ばぁうさんのお膝の上に座らされて、自己紹介してもらって、莉犬さんが遠くになった。
お客様は苺の国の王子様たちですとぷりさんというらしい。苺の国ってこの大陸の中で一番の大国だ！！


そうま「Aちゃんの治療のために苺の国に遊びに来たらどう？ってすとぷりが言ってるんだけど、Aちゃんはどうかな？」


ななもり「ちゃんと俺たちがサポートするよ。」


るぅと「国賓として迎え入れますし、ミサさんも一緒に来れますよ。見学にどうですか？」


てると「苺の国なら友好国だし、旅行だと思って行ってもいいんじゃないかな？」


あ「…KnightAのみんなは行かないの？」


そうま「俺らは仕事があるから国を離れるのは難しいかな…。」


ジェル「護衛とかは心配せんでもちゃんとするで！！おいでや！！」


あ「…じゃあ、行く。ミサも行くんでしょ？」


ミサ「A様の向かわれるところならどこへでもミサは行きますよ！！」


あ「じゃあ、私、ミサと行く。」


そうま「ん、分かった。じゃあ準備するな。Aちゃん、早く元気になれよ。」


ななもり「じゃあ期間は毒が完治するまででいいかな？」


そうま「はい、それで。時間が出来たら俺らも行ってもいいですか？」


ななもり「もちろん！！いつでもおいで。」


ころん「僕らが帰るのに会わせて二人も苺の国に出発するからミサさんも準備したら？」


ミサ「そうですね。準備してまいります！！A様、少々お待ちください！」


行くと決めたはいいものの、不安が募る。苺の国は本当にいい国なのかわからないし、すとぷりさんが国賓として迎え入れてくれるとは言え、私ごときがそんな価値があるのか。

そしてKnightAのみんながいない。というのが不安をあおる。それを察したのか、ばぁうさんが後ろから強く抱きしめてくれた。



ゆきむら「苺の国がAちゃんのこと取るとか言い出したら戦争だからな？」


莉犬「さ、さすがに、ないよ〜。兵の数では勝ってもKnightA6人で瞬殺されちゃうもん…。」


ゆきむら「何で目が泳いでるんだよ。」


莉犬「い、いいじゃん！！別に、愛人とかでもいいし！！」


あ「あいじん？」


ばぁう「Aちゃん、ちょっと耳ふさごうか。」


莉犬「とりあえず何か俺に縛り付ける契約してやるから！！」


ゆきむら「ふざけんな、戦争だな。殺すぞ。」


さとみ「莉犬、ちょっと黙れ。」


莉犬「Aちゃんは奪う！！」


ゆきむら「もう一回言ってみろ。」

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