29話 ページ31
与謝野「は？…それって…」
貴「察しが悪いですね」
「つまり、私が乱歩さんを殺したってことです」
与謝野「……いや…ウソ、だろ…」
貴「あれ？与謝野さんってそんなにも乱歩さんのこと好きだったんですか？」
「じゃあ、良かったですね、この後すぐに会えますよ」
与謝野「それは…まさか妾を殺そうって事かい？」
貴「当り前じゃないですか、私の秘密がバレてしまった以上、生かしておくことはできません」
「まぁ、恨むなら私じゃなくて、ポートマフィアを恨んでください」
与謝野「…何でここでポートマフィアの名前が出てくるんだい？」
貴「あぁ〜〜あ、やっぱり前言撤回です。勘がいい人って言いましたけど気のせいでしたね」
「考えれば分かることじゃないですか？まぁ、最後なんで教えてあげますけど…」
「私は、ポートマフィアから派遣されたスパイです」
与謝野「スパイって事は、私たちをずっと騙してたのかい！？」
貴「えぇ。そういう事になりますね。これが私の仕事なんで」
「与謝野さん、貴方で4人目です。何の人数か分かりますか？」
与謝野「4人…」
「！ まさか、敦と鏡花がいなくなったのもAが！」
貴「よく気が付きましたね、そうです、4人は私が殺した探偵社員の人数です」
「私の任務は探偵社を壊滅させる事」
与謝野「…フフフッ、まさかアンタ、本当に私を殺せると思ってるのかい？」
貴「…あぁ、そっか、与謝野さんは私の異能、知らないんですもんね」
与謝野「は？異能？だってアンタ、この前、異能は持ってないって言ってたじゃないか…」
貴「敵組織に異能の事なんて言うわけがないじゃないですか」
「…と、いう事で、さようなら与謝野さん、乱歩さんとお幸せに」
与謝野「一寸待っｔ (異能力『心推理』
与謝野「……なんか、死にたくなってきたなぁ…」
貴「ビルからでも飛び降りたらどうです？」
与謝野「そうだねぇ、そうするかぁ…」
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あ - こういう系の夢小説好きです！ 面白かったです!!! (2022年12月31日 14時) (
レス) @page50 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 最後実は騙されてたのは夢主だった、って結末かと思ったらこれは予想外でした！他に類を見ない作品で楽しかったです (2020年3月3日 20時) (レス) id: 16d4e71997 (このIDを非表示/違反報告)
細波幸近(プロフ) - 最高に面白いです (2019年4月23日 22時) (レス) id: a768fd0174 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：磨製せっき。 | 作成日時：2018年1月15日 17時
