またね、の続き<K.N>

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｢おはよ、早かったね｣


｢んー、おはよ｣



まだ春だというのにパンイチでテレビを見ている風磨に風邪ひくから、と適当にそこら辺にあったパーカーを投げる


｢ね、今日の筋肉調子良くね？｣


朝っぱらからパンイチでご自慢の筋肉を見せつけてくる姿にも、特に驚くことも無くなった


それもそのはず、今日は4/18


私たちが付き合ってからちょうど3ヶ月



世間一般には倦怠期が訪れてもいい時期だけど、そんなものは訪れそうにもないくらい私たちの関係は順調に進んでいる

頻繁にお互いの家に泊まりあったり

2人とも誕生日が3月だからお祝いしあったり


2月の終わりからSexyZoneの10周年記念のツアーがスタートしたから、風磨が地方に行く時は中々会えなかったりもするけど

欠かさず連絡をくれるし、こうやって会える時は決まってお泊まりをしてメンバーの面白話をしてくれる



｢筋肉はいいから早く服着て｣


｢まあまあ、そんなかっかすんなよー｣



ほら、と筋肉を無理矢理近付けてきて嫌がる私を見て笑っている


｢もーやめて！｣

｢おらおら！｣


そのままくすぐってきて、じゃれあって、なんて平和な朝なんだろう


そんなことを思っていたら、ピタッと風磨が止まって

押し倒されるような体勢になっている事に私も気付く




｢ねえ、しよ｣


｢ほんと元気だね｣



私は30、風磨は27

昨日の夜は飲んでそのまま寝てしまったから、風磨も溜まっているんだろう


降り注ぐ口付けを受け入れて、私たちは過激な朝を過ごした

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