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Fuma said
Aの部屋を出て、自分の部屋に戻る
まさか下の階に住んでるなんて思わなかったから、こんな偶然あるんだと思いながら
さっきの苦しそうなAの顔が浮かぶ
あいつ、相当中島のこと好きなんだな
中島も羨ましいもんだ
調子に乗るから言わないけど、Aは俗に言う美人で
昔はどちらかと言うとギャル系だったのに、10年経って成長したあいつは、洗練された大人の女性になっていた
もうすぐ30になると嘆いていたあいつに言ってやりたい
27くらいに見えるって
きっと、そんな苦し紛れのお世辞いらない!なんて怒るんだろうなと想像して頬が緩む
マネージャーから着いたと連絡が入り、迎えの車に乗り込む
「おはよー」
先に乗っていた中島が挨拶をしてきた
「はよ、」
まだ起きたばかりなはずなのに、相変わらず中島はキラキラしている
一時期はお互いにどう接していいか分からなくて喋らなくなった時もあったが、そんな俺らももう出会って13年と半年
ずっとシンメとして良きライバルとしてやってきた
だから、中島のことは誰よりもわかってるつもりでいる
中島も、Aと同じで
ずっとAのことを大切に想っている
俺にはそう見える
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あちゃん(プロフ) - natsuさん» そんなこと言っていただけて嬉しい限りです!ありがとうございます! (2021年1月8日 7時) (レス) id: d0017b4288 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ふまけん推しにはたまらないです!!! (2021年1月8日 2時) (レス) id: 4884eda99b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちゃん | 作成日時:2021年1月6日 4時