社畜の俺が太宰さんに成り代わったら大変なことになった件について【文スト】

第四十三話 ページ43

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首「それで異能力が効かなかったと…」






A「はぃ…その、なんか…すみません…」






消毒もしてもらって、包帯を巻いて貰ったのに、




マフィアのボスと言う独特の雰囲気に顔も身体も強ばってしまい、




どもったり、いつも以上に謝ってしまいそうになる。




だけど、あれだけ中島さんやらに注意された後だよ？




言葉をグッと堪え、1回で終える。






そして、強ばる顔で必死に笑顔を繕った。




けど…






首「そう固くならなくていいよ」






A「へっ…！？えっ、あの…その…」






速攻バレてしまった。




流石マフィアのボス、凄い…！！






首「(あれ？なんか、目がキラキラしているような…あの太宰くんが…まさかね)」






中「(首領はもう感ずいてきたのか…？そんなことより、か、可愛い…！！)」






(※この間、3秒)




それから数秒後…






首「中原くん、少しいいかい？」






中「はい、首領」






首「太宰くん、中原くんと2人で話したいからその間、エリスちゃんと遊んどいてくれるかい？」






A「へぁっ…！？」






エ「やったー！！行くわよ、ダザイ！！」






A「は、はぃ…！！」

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