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硝「一人でやってくれないか」
『えぇ〜…そんな〜…』
医務室に向かい硝子に事の説明をした
だが一瞬で期待は裏切られた
『硝子なら協力してくれると思ったのにー』
硝「こっちも忙しいんだ。お前らの痴話喧嘩に付き合ってられるほど暇じゃない」
こっちに見向きもせずカルテを整理する硝子
…めっちゃ興味なさそーじゃん。
確かに硝子は唯一他人に反転術式が使える貴重な人材。忙しくない訳が無い
『でもさ、俺1人でなんとかなるとも思ってないんだよね…あー、夏油先輩しかいなくなった〜。』
残る手段は夏油先輩のみ。でも硝子と同じ方面で行くとまた断られるかもな…
『あ〜どうしよ〜』
硝「…」
ギィ、と椅子から立ち上がる際に聞こえてくる音
硝子はやっとこちらに視線を向き近づいてくる
硝「お前はさ」
『うお、』
急に顔をグイ、と近づけられるもんだから流石の俺も驚く
『な、なに…？』
硝「人に頼りすぎだ」
『頼りすぎ…？』
突然の言葉に2度も驚く。
人に頼りすぎてるとは…？
硝「お前は1人で解決できそうなものも、全部自分では解決せずに人に頼って解決する…と言った方が分かりやすいか？」
『その方が分かりやすかったよありがとう』
ストレートに言われて少しグサッときた。
流石の俺も悲しくなる
硝「自分を振り返ってみろ。多分お前の考えている倍くらいは人に頼ってるぞ」
『俺人に頼りすぎじゃない？』
しかもさっきから俺の事お前呼びて、赤の他人か
そんなことも考え、硝子の言われた通り自分を振り返る
『(人に頼って解決する…か)』
今思い返して見ればそうだ
簡単な問題すら、全て人に相談している
自分が気づいていないだけで、俺は周りに頼りっぱなしだ
『……』
硝「(お？)」
『…ありがと硝子。なんとなく分かったわ』
硝「自分で気づけたんならよかった。天喰の頼り癖はどんどん悪化していくからな」
『それもっと早く行って欲しかったわ….』
この問題は悟と俺の2人の問題。
赤の他人を巻き込むのは間違っていると、改めて気づく
『でも考えてもダメだったら硝子達呼ぶからな』
硝「その時は日本酒奢らせるからな」
『うっ…まあいいよ。背に腹はかえられんからな』
硝子と話が終わったところで俺は椅子から立ち上がろうとした
その時同時に硝子の口が開く
硝「五条についてなんだが、すれ違った時凄い悲しそうな顔してたな」
『………へぇ。』
マジか
続く (更新停止中)
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�麝� - 男主＆浮気＆五条は最高。男主系のあんまないんで嬉しいです。嬉しすぎて頭飛びました。あ、勿論評価MAXにしましたよ？当たり前でしょう？更新待ってますよ。いつまでも。(ヤンデレ...？((殴) (2021年2月20日 16時) (
レス) id: b51e010d2f (このIDを非表示/違反報告)
如月：綾鷹 - たかすさん» 神だなんて…ありがとうございます！ (2021年1月8日 18時) (レス) id: 45fffdfcf2 (このIDを非表示/違反報告)
たかす - 神か (2021年1月8日 0時) (レス) id: a27112c4a9 (このIDを非表示/違反報告)
如月：綾鷹 - いおりさん» そう思って頂けてこちらもとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年1月7日 0時) (レス) id: 45fffdfcf2 (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 求めてたものがあったっっっ!!!これから主人公くんがどうなっていくのか気になります……更新、頑張ってください!! (2021年1月6日 21時) (レス) id: 0fd6172cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月：綾鷹 | 作成日時：2021年1月3日 11時
