呪力が憑いてた【呪術廻戦】

27話 ページ28

一点を見つめると、言った


伊地知｢いました｣



よし、作戦開始だ


...作戦って何すんの？？


次に伊地知さんは私の心を読んだかのように4級呪霊を出してきた


以心伝心最強



1.吉野さんが呪いを見ることが出来ない場合、虎杖くんと私で救助


2.見えるけど対処出来ない場合、同じく救助して事件当日の聴取


3.呪術を扱えた場合、即時拘束



最後だけ物騒だと思うの私だけ？？






伊地知｢いきますよ虎杖くん達！！｣


そう言いながら4級らを放った


虎杖｢タンマ！！誰かいる！！｣


！？

確認大事、反省、よし回収


テキパキと頭に整理をつけた頃には虎杖くんが捕まえてた


運動能力高いだけあります


早く私を鍛えてください我が友よ



んでもって吉野さんの隣にいる肉付きの良すぎる男性は誰だ？？



｢なんだ？体操選手か？｣

...その気持ちわかります


虎杖｢なぁ、ちょっと聞きたいことあっからさ、面かして｣



マジかフルシカトなのね


｢待て、今俺が話してるだろ！！失礼だな｣


失礼ってはっきり言い過ぎでは？？

貴方も失礼だよ


虎杖｢あーいやかなり大事な用でして｣


その通り、と言うように何度も首を縦に振る


｢大事な用！？子供が何言ってんだ！！｣


あ、虎杖くん今ちょっと頭にきたな


その証拠にズボンとって走り去ってったぞ



可哀想

肩を震わせて笑った


吉野｢なんなんだ...？｣


それは虎杖くんのこと言ってんだよね？？

静かに笑ってる私を変に思ったんじゃないよね？？





虎杖｢そんじゃ行こうぜー｣


聞きなれた声がして振り返ると虎杖くんがいた

さすが師匠、お早いお帰りでいらっしゃる



吉野さんも驚いてる


吉野｢...わざわざあんな事しなくても、僕だけ引っ張っていけば良かったんじゃ、｣


優しいな、この子


虎杖｢んーまぁ

でもオマエ、アイツ嫌いだろ｣


吉野｢なんで...｣


虎杖｢なんとなく

あっ違った！？｣


吉野｢違くないけど｣


よかった、間違いだったら虎杖くんド突くとこだった

絶対反動で私に被害くるけども


虎杖｢嫌いな奴にいつまでも家の前いて欲しくねーだろ｣



テンポよく進む会話に、私は心臓のあたりを冷たく感じた

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