呪力が憑いてた【呪術廻戦】

15話 ページ16

次に目が覚めた時に、虎杖くんは亡くなったと伏黒くんに言われた



何故、彼が？

何故、あの時両面宿儺を取り込んだのが彼だった？

何故、少年院に虎杖くんが派遣されたの？


悲しい

悲しくて、苦しい


何故亡くなったのが彼だったの？



元気に笑う虎杖くんの姿が浮かぶ


涙があふれて止まらない

呼吸もしにくい


苦しさから、開放されたい



部屋のベットでそう願った















暗い雰囲気だ


階段に座って考えていると、野薔薇ちゃんが沈黙を破った


釘崎｢長生きしろよって...

自分がﾀﾋんでりゃ世話ないわよ｣


野薔薇ちゃんの言葉的に誰か亡くなったのだろうか


釘崎｢...アンタ仲間がﾀﾋぬの初めて？｣


野薔薇ちゃんと伏黒くんの仲間が亡くなったのか

それは辛いなぁ


伏黒｢タメは初めてだ｣


釘崎｢ふーん、その割に平気そうね｣


伏黒｢...オマエもな｣


釘崎｢当然でしょ

あって2週間そこらよ


そんな男がﾀﾋんで泣きわめくほどチョロいおんなじゃないのよ｣


その声は少し涙ぐんでいる


伏黒｢暑いな｣

釘崎｢...そうね

夏服はまだかしら｣



伏黒｢...Aはずっと虎杖と一緒だったんだろ｣


釘崎｢そうなの？

じゃあ無理しない方がいいんじゃない？｣


？

いたどり？

いたどりさんが亡くなったという事なのか


『《2人共、いたどりさんって誰？》』


申し訳ない顔をして見せた


2人はとても青ざめている


...へんなの





大丈夫って言ってるのに家入さんのところへ行けって聞かないし



ノックを2回鳴らして返事が聞こえたため、中に入った


家入｢Aか

虎杖がﾀﾋんで辛かっただろ、大丈夫か？｣



『《あの、それ野薔薇ちゃん達にも言われたんですけど

いたどりさん？ってどなたですか？》』


家入さんもすごく驚いてた

家入さんが五条先生を呼んで事情を説明する



今日の皆なんか変だ

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