ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage1

「私あの子嫌い」

「わかる、なんか完璧だけどさ」

「なんか、私とあなたは違いますよみたいなオーラ出してムカつく。」

「あー、それな。わかるかも。」

私はただ、友達が欲しかった。

ちゃんと出会えたと思ったのに

その子を掴んで、すぐに振り払われる

この手を今は醜い…そう思う。

？「私は(名前)とは違う…」

え…

私「どうして…？」

？「だってみんな、(名前)のこと天才でオーラ出してるじゃん？
私とは全然正反対だなって…」

私「私はそうは思わな…」

？「もう、うんざりなの！！」

私「そ…か。そうだよね…
ごめん、───の気持ち考えなくて…」

いつだってそう、わたしには友達が離れていく。

でも
私「わたしみんなに言われるの、鈴木家の財閥とかだからって…
みんな、仲良くしてくれないの…」

唯月「大丈ー夫！(名前)！わたしは、何があっても！(名前)の味方だから、ね？
…ほら、元気出して！
今日は(名前)が食べたいって言ってたパンケーキ食べに行こ？」
私「…唯月…。うん！いこ！！」

初めてこういう風に言ってくれる友達ができた。

こんなわたしでも

できた

はずだった────執筆状態：続編あり(更新停止)