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マチの憂鬱3 【BD企画番外編】 ページ32

パク「あったわ」
とパクが戻ってきた。

その数十分後にAが帰ってきた。

A「持ってきすぎた…」

どっさり色々盗ってきたらしい。

シズク「んじゃはじめよう」

作りはじめて少したった頃。

「…難しいな」

A「どーかん」

Aは不器用らしい。
なんでも、家庭的なことは無理なのだそう。

逆にパクは、スイスイと何事もなくすすめていく。それは、シズクも同様。

それにしても、ヒソカがこんなのを喜ぶのだろうか?

不安だ。
もし、あんな奴に要らないなんて突き返されたら生きてられない。

好きだからとかじゃなくて。

A「不安?」

「…は?」

A「こんなに頑張っても、フェイタンが喜ぶなんて思えないしー。私は不安かなー。好きとかじゃないけど」

「…そうね。ヒソカがこんなの好んで食うとは思えない」

A「なのに、作りたいっていう。私はお返し目当てだけど」

ヒソカが仮にこれを貰ってくれて、喜んでくれても別に嫌な気はしない。

それっていいことなのかもしれない。

貰ってくれなかったら、デメちゃんにあげよう。

パク「あとはオーブンね」

クッキーとマフィンは着々と出来上がる。

パク「…大丈夫かしら」

シズク「ラッピングの準備しよー」

色とりどりの可愛いのとかクールな一色とか。

はたまた箱?
それとも、袋?

リボンにする?
ただのマスキングテープ?

「…色々あるね」

シズク「まーね」

クッキーとマフィンには何があう?
ヒソカはどんなのが好み?

どれなら受け取りやすい?

悩むことが多くて困りそう。

A「フェイタンって陰湿だし黒に青のリボンでいいか」

シズク「私は、薄黄緑にしよー。袋でマステでいっか」

パク「…んー…赤を基準とする箱で黒のリボンにしましょ」

私は…

「私は、濃い紫に、赤のリボンにしよう」

パク「あら、できたみたい!」

オーブンが終了の音を知らせる。

戸を開けると、いい香りが漂う。
美味しそうだ。

それから、ラッピングを各々した。

喜んでくれるかな?

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ヴァインシン(プロフ) - カンナさん» 最強臭笑 すごいですね笑 (2016年2月14日 12時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - おおー!漂う最強臭…!! (2016年2月14日 0時) (レス) id: 18e9c14b4b (このIDを非表示/違反報告)
ヴァインシン(プロフ) - 皆さん!無事、念能力の構想がまとまりました!追記でも書きましたが締め切らせてもらいます!ありがとうございました! (2016年2月14日 0時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァインシン(プロフ) - カンナさん» はい!"応用が効く+制約と誓約"でかなり強力なものが望めるかな、と! (2016年2月13日 21時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - おおー!すっごくいいアイデアですね!自然界のものなら植物の他にも沢山あるし、応用も効きそうですね(´∇`) (2016年2月13日 20時) (レス) id: 18e9c14b4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴァインシン | 作成日時:2016年2月3日 18時

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