血で血を洗いましょう 【フェイタン】

マチの憂鬱2 【BD企画番外編】 ページ31

よくよく考えたら、ヒソカとプライベートの付き合いはあるっちゃある。

そうであれば、まだ親しい仲なのか？

シズク「…今年は手作りでもいいかなぁ」

A「…私も誰かにあげようかなー…」

パク「フェイタンにあげたら？」

A「お返し期待で、あげるかぁ」

あ、女子は全員あげるのか。
私だけあげないのも、アレだしな。

「手作りって…どうやるんだ」

パク「簡単よ」

A「…無理かも」

よかった、Aは一緒だ、多分。

シズク「チョコケーキとかは？失敗したらデメちゃんが食べれるし」

便利だな、それ。

A「クッキーとかは難易度低いんじゃないの？」

パク「そうねぇ」

「相手が何好きかわかんないとアレだね」

なんで、私少し楽しんでる？

シズク「そうだよね」

A「それが楽しいんじゃないの？」

パク「Aに至ってはフェイタンだものね」

「…それが楽しみ、か」

ヒソカが何好きかとかはわからない。
もしかしたら甘いもの全般ダメかもしれない。

シズク「んー…今年は難易度低めで甘さを押さえたクッキーとかマフィンでいいんじゃない？」

A「さんせー」

「…クッキーとマフィンか」

パク「早速、小麦粉とか調達しなきゃね」

A「私行ってくるから、レシピでも調べてて」

Aは、出てった。

パク「…私の部屋にあったかしら」
と、パクが取りに行った。

シズク「喜んでもらえるといいなー」

「そうだな」
と、私も微笑みながら言った。

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