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25話 ページ28

「…」

質素だな。
第一印象、それでした。

私の部屋より少し間取りが大きい。
いや、部屋は狭い方がいい系の人だから、私。

ベットにおそるおそる近づくと、スースーと寝ている、チビ。

「…美形だよね」

いつもは口元までは見えないから。
今、初めてみた。

フェイ「…zzz」

ツンツンとほっぺたをつつく。
やっわ!!うわぁ、腹立つわぁ!

「フェイタン」

フェイ「…zzz」

「フェイタンってば」

フェイ「…ん、なにね」

寝起き素直だね。

「ありがとう」

フェイ「…いいよ、別に。私がかてにしたこと…よ…て、なんでお前いるか!ここ私の部屋よ、出てくね!」

「はぁ!?せっかく人がお礼言いに来たのに寝てたお前が悪いんだよ!?」

フェイ「お礼言うようなこと私にさせたのがそもそもの問題ね」

イライラするねぇ、なんなんですか、君は。

「はいはい、そうですね。悪うござんした。フェイタン様」

フェイ「そうやて、毎日私にひざまずけばいいね」

フッと嘲笑された。
なんだ、コイツ。

仕方ないなぁ。

「フェイタン…ひっど…。もう、クロロに言うから…」

フェイ「…は?え、ちょ、待つよ!わかたよ、私わるかたよ」

「え?もっかい言って?フェイタン君」

フェイ「…死ね」

「…」

シーンと空気凍り付いたよ★

「ま、いーや。実際ありがとうだし。私、みんなのとこいってるから」

と部屋をあとにした。

その部屋の中でフェイタンは。

フェイ「…朝から心臓に悪いね…。お礼言われる筋合いないね」

なんて口走って、手で口を押さえるなんて行為をしたそう。

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ヴァインシン(プロフ) - カンナさん» 最強臭笑 すごいですね笑 (2016年2月14日 12時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - おおー!漂う最強臭…!! (2016年2月14日 0時) (レス) id: 18e9c14b4b (このIDを非表示/違反報告)
ヴァインシン(プロフ) - 皆さん!無事、念能力の構想がまとまりました!追記でも書きましたが締め切らせてもらいます!ありがとうございました! (2016年2月14日 0時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァインシン(プロフ) - カンナさん» はい!"応用が効く+制約と誓約"でかなり強力なものが望めるかな、と! (2016年2月13日 21時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - おおー!すっごくいいアイデアですね!自然界のものなら植物の他にも沢山あるし、応用も効きそうですね(´∇`) (2016年2月13日 20時) (レス) id: 18e9c14b4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴァインシン | 作成日時:2016年2月3日 18時

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