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1ヶ月してヒソカvsカストロ戦のチケットが発売された。
「はい、これあげる♡」
ソファに座っていると後ろからピラッとチケット2枚を差し出される。
受け取ると満足気にニコニコと笑うヒソカがいた。
『カストロって誰?』
「ん〜?前にここでやったんだけど結構いい感じだったから生かしておいたの。成長してボクに挑んでくれたってワケ」
『へ〜、じゃあ強いんだ?』
「腐ってなければね」
その一言で一気に期待出来なくなった気がするのは気のせいだろうか。
『まぁ、どうせ暇だろうし行くよ。兄さんの無様な姿が見れたら嬉しいな♡』
「クククッ、期待しておけよ♡」
当日、やや遅刻気味で会場に到着した。
人多すぎ。
見知った後ろ姿を見つけて近くに行く。
Aはここでは有名なこともあり、自然と目を惹く。少しざわめいた。
『キルア!』
「おー、Aじゃん」
Aはキルアの隣に座る。
『今どんな状況?』
「あー、カストロがヒソカに一撃入れたとこ。クリーンヒット」
『え!兄さんもう一撃受けたの?ふふふっ』
驚きつつも楽しそうなA。
『じゃあ、相手は強いんだ?キルアから見てどう?』
「…オレ、実はさ、この試合始まる前にカストロに会いに行ったんだよ。どんな実力かなって」
『うん、それで?』
「オレの目の前にいた筈のカストロが消えたんだ。それで後ろに立ってた。その時もどんな能力かわからなかった。それに今もヒソカは攻撃を避けた筈なんだ。でも当たってた。正直、強いと思う」
なるほどなぁ。能力は全然わかんないけど、キルアが子どもだなってことはわかったね。
念は奥が深い。覚えたて、しかも基礎すらまだ曖昧なキルアがカストロの実力をみるなんて無謀だよ。
まぁ、子どもの特権だよね。身の程知らずって♡
『んー、話聞いただけじゃ全然わかんない!試合観よう』
試合を観ながらキルアに話しかける。
『ねぇ、ゴンは?』
「ウイングさんに念について制限されて、試合観るのも禁止だって」
うんざりしたように話す。
『残念だね〜』
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Pistachio(プロフ) - ゆうさん» まだです。一応続きはありますが番外編なので本編との繋がりはありません (2020年5月2日 22時) (レス) id: 461dedd1a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - これってもう完結ですか? (2020年5月2日 0時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 明里香さん» またまたご指摘ありがとうございます!しかもだいぶハイペースで読んで下さっているようなので嬉しいです^ - ^ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 61話に誤字がありました。「以外と」ではなく、「意外と」です。 (2019年8月14日 0時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 毎日チェックはしているので。 (2019年8月10日 16時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Pistachio | 作成日時:2019年3月4日 23時