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「A、Aー！起きて！終わったよー！」
『ん〜』
「置いて行こうぜ、ゴン。オレらはさっさと登録しないとヤバいんだぜ？」
「でもさ〜、時間結構あるから一緒に行こうよ。A〜、オレら念覚えたよー」
『本当？』
パチッと目を開けたAは殺意を込めて発を放つ。
それはゴンの練でしっかりと防がれた。
〜〜〜♡あはぁ♡本当にこの短時間で習得したんだ♡期待を裏切らないねぇ。ゴン、キルア。このまま確実に強くなっておくれよ？
はぁ、と息の上がったAがソファーに寝転んだままグイッとゴンの腕を引いた。
「A？」
ゴンは困惑したようにAの上に跨る体勢になっている。
『ククッ、ゴン♡』
するっとゴンの頬を撫でる。
「何やってんだお前ら！」
グイッとキルアが間に入る。
『あー、ザンネン♪』
ニヤッと笑って唇を舐める。
「おいゴン！お前危機感足りねぇぞ！もっと気をつけろよ」
キルアがゴンの肩に手を置いてガクガクと揺さぶる。
「いや〜、Aから殺気はなかったし」
「そういう問題じゃねーよ！」
「じゃあどういう問題なの？」
「はっ⁉お前、いや、それは、」
『そうだよキルア、どういう問題があるんだい？』
ソファから起き上がりゴンの横に並ぶ。
「〜〜〜、もう行くぞ！」
顔を赤くしてふいっとそっぽを向いたのを見てケタケタと笑うA。
ひとしきり笑うとゴンの方を向き、「行こっか」と声をかけてキルアを追いかけた。
200階のフロアから受付までの廊下。さっきは2人が通れなかった廊下だ。
Aはさっきと同じように2人の後ろを歩く。
2人はあっさりと廊下を渡りヒソカの前に立つ。
「200階クラスへようこそ♡」
ヒソカが薄っすら笑いながら言った。何も思いの篭っていないようで今回に限っては称賛が含まれている。
そこからゴンとヒソカが話し、3人は受付へ向かう。
受付の説明を受けている間ずっと後ろに3人組が立っている。
体の1部が欠損しているところを見るに洗礼を受けた人のようだ。
ゴンはいつでもオーケーにチェックを入れ、キルア、Aはまだ日時を決めず保留とした。
後ろの「そっちの2人は闘わないのかい？」と言われたが、無視していた。
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Pistachio(プロフ) - ゆうさん» まだです。一応続きはありますが番外編なので本編との繋がりはありません (2020年5月2日 22時) (
レス) id: 461dedd1a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - これってもう完結ですか？ (2020年5月2日 0時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 明里香さん» またまたご指摘ありがとうございます！しかもだいぶハイペースで読んで下さっているようなので嬉しいです^ - ^ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 61話に誤字がありました。「以外と」ではなく、「意外と」です。 (2019年8月14日 0時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 毎日チェックはしているので。 (2019年8月10日 16時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pistachio | 作成日時：2019年3月4日 23時
