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Aはちらりと視線をズシに移す。


「お、オッス!自分はズシといいます!よろしくっす!」

『よろしくね』

笑って握手を求める。

ズシはぎゅっと握り返した。



ぼーっとAを見つめ続けるズシ。

「いつまで手ぇ握ってるんだよ!」
キルアが間に入った。


「あ、うわわわわ!申し訳ないっす!」

顔を赤くしてバタバタと理解不能な動きをするズシ。


「キルア…、嫉妬?」

ゴンが首を傾げる。


『そうなのキルア!言ってくれれば握手くらいいくらでも…』

大げさに驚く仕草をするA。


「ちげーーーよ!」

顔を赤くして否定する様は怒っているようにも照れているようにも見える。


「そんなのどうでもいいから本題に入ろうぜ!“レン”のことを聞きにきたんだよ!」

キルアが早口で言い切った。



「"レン"っすか?"レン"ははヨンタイギョウの1つっす。ヨンタイギョウとはシンを高めシンを鍛える全ての格闘技に通じる基本っす」



え、待って待って。念ってそんな難しいものだっけ?何言ってるかさっぱりわかんない。



3人がハテナを浮かべるもズシは続ける。

「テンを知り、ゼツを覚え、レンを経て、ハツに至る。要するにこれ全てネンの修行っす‼以上っす‼」



こっちはなんとなくわかるわ。



「わかんねーーーよ‼」

キルアが叫んだ。

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Pistachio(プロフ) - ゆうさん» まだです。一応続きはありますが番外編なので本編との繋がりはありません (2020年5月2日 22時) (レス) id: 461dedd1a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - これってもう完結ですか? (2020年5月2日 0時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 明里香さん» またまたご指摘ありがとうございます!しかもだいぶハイペースで読んで下さっているようなので嬉しいです^ - ^ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 61話に誤字がありました。「以外と」ではなく、「意外と」です。 (2019年8月14日 0時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 毎日チェックはしているので。 (2019年8月10日 16時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Pistachio | 作成日時:2019年3月4日 23時

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