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「そうだ！Aなら知ってるんじゃないかな！“レン”！」
「ナイス、ゴン！A、“レン”って知ってるか？それをやってる人がすごく打たれ強くて、一瞬、イヤな感じがしたんだ」
Aなら知ってるはずだ。兄貴やヒソカのレベルは絶対に何かオレらの知らない力を使っている。でなきゃ、あんな人間離れした芸当出来っこない。
キルアはAは知っていると確信を持って質問するがAは教える気は全くなかった。
ん〜、教えてもいいけどもし指導してって言われた時は無理だよね。ボク正式な念の起こし方知らないし。洗礼するわけにもいかないよね。
ゴンとキルアの前で念を使ったのは1回。兄さんとの最終試験のトーナメント戦。
騙せるかなぁ。
『“レン”？聞いたことはあるよ。詳しくは知らないけど』
「ホント？それってどうゆうものなの？」
身を乗り出すゴン。
『ん〜、気持ちを強くするとかなんとか。武道から派生した精神統一のためのものだったかな？自信ないから違う人に聞いた方がいいかも…』
Aはしっかりと自信なさげな表情を作っておく。
たしか、念を探られたら燃、点、舌、錬、発とか言って誤魔化すらしいけど、それを説明することすら面倒くさい。
キルアがぴくっと反応した。
Aが知らない？嘘か？いや、違和感がない。今のところAがそういった力を使ったことがあったか？
……オレに向けては、無い。
なら本当に？不自然なこと。……最終試験。ヒソカは余力を残しながら倒れたままの時があった。あれは一体？例の気まぐれか？怪我はない。あの後も普通に動いていた。
気まぐれと言われればそれまで。どっちだ？
「そっか。Aもわかんないんだ。どうする？キルア」
ゴンがキルアに話しかけるも反応がない。
バレたかな？別にいいけど♣詮索してこないなら好都合♡
「ねぇ、キルアー！」
キルアの顔の前で手をふるゴン。
「あ、悪い。そうだな。多分、もっと上のクラスに行けば同じような奴がいるかもしれないから……」
「それよかズシに聞いた方が早いんじゃない？」
キルアがアハと笑う。
『ズシ？』
Aが首を傾げる。
「ズシはオレ達と同い年なんだけど、さっきの“ネン”を使ってる人！」
『へぇ、ボクも一緒に行ってもいい？』
念ができるってことは強いかもしれないし。
「いいよ！ね、キルア！」
「ああ」
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Pistachio(プロフ) - ゆうさん» まだです。一応続きはありますが番外編なので本編との繋がりはありません (2020年5月2日 22時) (
レス) id: 461dedd1a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - これってもう完結ですか？ (2020年5月2日 0時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 明里香さん» またまたご指摘ありがとうございます！しかもだいぶハイペースで読んで下さっているようなので嬉しいです^ - ^ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 61話に誤字がありました。「以外と」ではなく、「意外と」です。 (2019年8月14日 0時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 毎日チェックはしているので。 (2019年8月10日 16時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pistachio | 作成日時：2019年3月4日 23時
