４２ 兄弟の問題と、何故か私 ページ5
*
『闇人形』
そうイルミはキルアに言った。反抗するキルアを精神から追い詰め、屈服させる。
『友達』か、『家族』か。
……そんなの、比べられるものじゃない。
と思いつつも口出しはしません。家族には色々あるし、これはキルア自身で乗り越えた方が大きく成長できるはずだから。
今は、乗り越えられなくても。
ゴン「キルアに謝れ」
とはいえ、キルアがそんなことをされたのをゴンが許すはずがない。
キルアはボドロさんを殺して失格になり、すでに会場をあとにしている。
不合格になったのは仕方ない。けれど、殺しをしたくないキルアに無理やり暗殺をさせていたなら、お前を許さない。
そうゴンはイルミに語り、……あちゃあ、腕折ったよ。後で治してあげた方がいいですかね？
それにしても……シリアス多すぎませんか？(ごめんなさい！)
「やっと解放された！あの空気から！」
シリアス突破ぁぁ！！
イルミ「はいはい」
「はいはい、じゃなくて！あの場で言うのは憚られたので言いませんでしたが、イルミはキルア大好き過ぎなんですよ！」
確かキルアの仕事の時もこっそり見てますよね！？
「キルア12ですよ？そんな過保護にならなくても……というか弟離れしましょうよ。確か24ですよね、イルミ」
イルミ「弟離れか……」
うーん、と考え出すイルミ。すいっ、と黒い瞳が私に注がれる。
イルミ「サクヤと結婚すればいいかも」
「は……っ！？」
何を言ってるんですか？
イルミ「キルから離れるためには新しい愛情対象が必要なんだよ」
うんうん、とうなずきながら私を見る。
「それっぽく言ってますけど……絶対おかしいですよ？」
それはおもちゃを取り上げられた子供が新しいおもちゃに飛び付くのと同じでは……？
「ってそこじゃない！何故対象が私なのですか！？」
イルミ「オレじゃ嫌？」
つ、と顎に手を添え、目を合わせる。ちょ、ちょっと恥ずかしい！
「っだ、だから、そういうことじゃ−−」
？「ダメだよ☆」
今度は後ろから腕が回され、ことんと頭に顎が乗る。これは……
「ひ、ヒソカさん？」
ヒソカ「サクヤはボクが貰うから……ね？」
そこで同意を求められましても……！！
何故かバチバチと睨み合う２人。全然意味がわからない……！
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藤原黎明 - ごめんなさい！コメント気が付いてませんでした……！探しにくくてすみません！でも、読んでいただけて嬉しいです！ (2018年8月31日 17時) (
レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました！本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話？が見れません。どうしたら見れますか？ (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです！夢主ちゃん可愛すぎ！これからもお体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2017年12月20日 0時
