55 キキョウと ページ20
*
ガサリ、と音がして、2人が姿を現す。……はい、キキョウさん、オーラが怖いです。私に思い切り向けてますよね。
キキョウ「この特別製の銃弾を弾くなんて……さすがサクヤちゃんね!」
歓喜のオーラです。はい。
「お褒め頂き光栄です。しかし、カナリアを撃つ必要は無かったのでは?」
キキョウ「何を言ってるの。執事の分際で、私たちがキルをいじめているかのように……!!」
あはは……怖いです。しかし。
私はにっこりと笑いかけ、
「きっと、キルアへの忠誠心ゆえのことです。キルアへの忠誠心は、ゾルディック家への忠誠心。つまりカナリアには全くそのような考えはありません。どうかご容赦を」
キキョウ「……サクヤちゃんが言うなら仕方ないと思っておきましょう」
よしっ←←
キキョウ「申し遅れました。私、キルアの母でキキョウと申します。この子はカルト」
キキョウさんは3人に向けて、キルアについて本当とは言えないことを語る。
そんな話で3人は引き下がりませんが。
キキョウ「ですから−−」
と、いいかけた時。
キキョウ「まぁ!お父様ったら、何故!?何てことを……!!まぁ!」
……もしかして、ゼノさん?
ひとしきり叫んだ後、キキョウさんはカルト君を連れて屋敷へ戻ってしまった。
レオリオ「なぁ、何だったんだ?」
「ゼノさん……キルアの祖父ですね。彼がきっとキルアを出してくださったのだと」
ゴン「本当!?」
「きっとね」
それならキルアはきっと、ゼノさんか、シルバさんかと話すはず。話がうまくいけば、
キルアはこちらへ来られる。
「本邸まで行きたいところ……だけど、その必要はなさそうですね」
カナリア「私が執事の居住区までお連れします。そこで電話をして……」
ゴン「君は大丈夫なの?」
カナリア「ええ。私が貴方たちを引き入れたことはもう伝わっているでしょうし……サクヤ様が、庇ってくださったので」
「私は思ったことを言っただけだよ」
そんな話をして、いざ執事の屋敷へ。
*
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藤原黎明 - ごめんなさい!コメント気が付いてませんでした……!探しにくくてすみません!でも、読んでいただけて嬉しいです! (2018年8月31日 17時) (レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました!本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話?が見れません。どうしたら見れますか? (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです!夢主ちゃん可愛すぎ!これからもお体に気を付けて頑張って下さい! (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤原 黎明 | 作成日時:2017年12月20日 0時