54 遂に開門 ページ19
*
それから……2週間程して。
3人『おおおおっ!!』
3人で力を合わせ、遂に開門!
「開きましたねっ!」
私も思わず笑顔。それをみた男性陣は頬が赤かったですが、疲れたのかな?
「では、これで」
ゴン「うん!キルアの所に行けるよ!」
しかもイルミはまだ帰ってなくて、シルバさんとゼノさんは帰って来たらしい。
ということは、大チャンスですね!
その後、ゼブロさんたちに別れを告げ、道を真っ直ぐ進む。
すると、
?「サクヤ様」
道をふさぐ、1人の少女。
「カナリアでしたか、お久しぶりです」
カナリア「お久しぶりです。……後ろの3人は、侵入者ですよね?」
完全にゴンたちに敵対。むぅ。
「侵入者、といいますか……キルアの友達です」
カナリア「……キルア様の……友達」
ふ……とカナリアの瞳が揺らいだ。キルアへの忠誠心は流石。
ゴン「キルアに会いたいんだ。だからそこを通して」
ゴンがそう言うが、カナリアは受け入れない。当然ですよね。
武器を握ったカナリア。
それに対して、ゴンは進む。
案の定、ふき飛ばされ、もう一度。−−またもう一度、二度、三度……
ボロボロになっても、ゴンは進む。
「カナリア……貴方の負けですよ?」
顔を歪めた彼女の瞳に、ゴンの姿が写っていた。
ゴン「何で……友達に会うだけなのに、こんなことしなくちゃいけないんだ!!」
ゴンの叫び。それによって決着は付く−−いや、それ以前に決まっていましたが。
カナリア「お願い」
……んー、
カナリア「キルア様を、助けてあげ−−」
直後、響く銃声。
しかし、重なって響く、何かを弾いたような音。
カナリアに向かって撃ち込まれた銃弾を、私が弾き飛ばしたからだ。
「……いるのでしょう?キキョウさん。カルト君も」
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藤原黎明 - ごめんなさい!コメント気が付いてませんでした……!探しにくくてすみません!でも、読んでいただけて嬉しいです! (2018年8月31日 17時) (レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました!本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話?が見れません。どうしたら見れますか? (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです!夢主ちゃん可愛すぎ!これからもお体に気を付けて頑張って下さい! (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤原 黎明 | 作成日時:2017年12月20日 0時