【CS】伊吹チグサ【終末戦記】 (ページ6)

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「あれ、見て見て！あの有名なデッケェ建物盛大に崩れてんじゃん！中になんかあるかも！誰か見に行こ〜よ！えぇ、ノリ悪〜！チグサくん悲しい！！あ、今うるさいって言ってた！？じゃあオレを静かにさせるためにAクンについてきてもらおーね！」

「何かこう、ふわふわしててほわっとしてるヤツ、なんだっけ？アメみたいに甘いヤツ、懐かしい味で〜、昔食べたきり食べてないヤツ！そうそれ！わたあめ！あれ食べたくなってきたわ〜！」

「めんどくせ〜、なーんもやる気になんねぇ。今日はチグサくんもう閉店で〜す。ガラガラ〜(シャッターを閉める真似) 今日は何も出来ねぇ日だわ〜。暖かい日向で草むらでごろごろして1日中空眺めてたいわ〜」

「心配すんなって〜！オレ、メンタル強いし、ちょっと怪我したくらいで弱気になるタイプじゃねーよぉ？どれだけ人に嫌いって言われても何も気にならないくらいにはメンタル鋼だし〜！鋼どころかダイヤモンドくらいあるしねぇ」

「オレはできねぇって先に言ったじゃん？！オレ料理はやっぱ苦手〜！その代わりに力仕事は多少やるって〜？だから、この現状はオレのせいじゃねぇと思うんだよね〜まあ、一応食べてみ？食べたくない？ウーン、まぁこれはオレも食べたくねぇわ。ほら、あれだよあれ、適材適所ってヤツ！オレにはもっと向いてることがあると思うんだよね！」

「愛されなくてもいいよ、オレがぜ〜んぶ愛してあげる。
これってもしかして無償の愛ってヤツ〜？あ、でも、俺も少しだけ、ほんの少しだけこっち見てて欲しいかも〜なんて、冗談。気持ち悪いから真に受けないでね」

「誰かに助けて欲しいなんて、愛して欲しいなんて、最っ高に気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。自分がちゃんとした人間みたいじゃん！だって、オレは人に愛されるような"ちゃんとした"人間じゃない、ダメに悪いを重ねてギュッて縛って、ゴミ捨て場に捨てられるような人間だからね」

｢笑えよ｣