Nightmare Game 〜炎雷煌めく血塗れ回廊〜

まだか本編…() ページ19

｢…遅いな｣

既にゴールしてから数時間が経過しているが、未だに運営側の動きがない。

続々とゴールへ辿り着いていたり、惜しくも奈落の底へさよならしていく者だったりと数多く出る中、早期にゴールしていた一同は暇を持て余していた。

…最も…



















､











｢だからホラゲーはやめろっつただろうがァァァァァアァァァァァァァアアアア!!!!!｣
｢うるせぇ雑魚、叫ぶかまともにやるかどっちかにしろ｣
｢ギャアアアアアアアアアアアアアア出たァァアアアアアアアアアアアアアア!!!!｣
｢…まぁそこそこやな｣
｢ぐぅ…｣

なんか常時口からブレーキ音出してる奴のせいで半分鼓膜が逝きかけているが。

｢うるっせ…｣

ちなみにこれだけ叫んではいるが未だノーダメかつ最速でパズル攻略している。
ホントなんだコイツ(困惑)((((((((((

｢ハァ、ハァ、逃げ切ったぁ…｣
｢なんでお前死んでないんだよ｣

叫びまくりながらも順調に攻略していく巧に月と猫も呆れ気味である。

｢ぐぅぁ…｣
｢おうフレア…これどうすりゃいいんだよ…｣

周りからは白い目で見られたり、気味悪がられたりしているが当の本人がそれどころではないし常に鬼気迫る表情だから話しかけ辛いのだ。

そして延々とプレイさせられる巧。

一種の負の永久機関が完成しちまっていた()

｢何だこれ…ホント何なんだこれ…｣

僕もわからんわ()

｢おい作者いい加減にしろ｣
｢ぐぅ…｣

無理☆((((((((

｢…クソ…胃痛がやべぇ…死にそ…｣

…結局マールドの胃痛は留まるところを知らないのであった。

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