7,権利、あるよね。 ページ10
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和典と一緒に帰った夜から、
私は、本能的に外出しなかった。
丁度、父母共に朝早く出勤し、
夜遅くに帰ってくるから、ね。
でも、秀明には行った。
これは、夜遅すぎるから。
バレるよね、流石に。
で、今日は秀明の日。
休み時間、私は 休憩を込めて、
カフェテリアへ向かった。
と そこに、北原美麗が近づいてきたんだ。
「あの、上杉和典って、どこにいる?」
「んーたぶん、知ってるかな。
着いてくる?」
いや、全く知らないけど。
この子を引き止めるには、この作戦。
「本当?じゃあ、お願い。」
って、何の疑いもなく頷いたから、
そのまま階段をあがった。
そして、ドアをあけると……。
「上杉だ………。」
後ろからの呟きに、私は小さく溜め息。
ほんと、いてくれて良かった。
「じゃ、ありがとう。」
「ねぇ。」
立ち止まった君にとって、
私の言葉は、きっと、重要事項。
「私、あなたと和典の話、
聞きたいんだけど。」
彼女からは死角で見えないけど、
和典の前に、アーヤがいる。
ま、どっちみちあいつらが
仕向けたんだろーけど?
「どうして?」
こちらを探る鋭い目に、
負けじと彼女を見返した。
「私は、和典の所まで案内した。
でも、私には案内した理由が分からない。
つまり、私には理由を知る権利がある。」
彼女は、軽く肩をすくめる。
少し考え込んだ。
「分かった。行きましょう。」
深刻な表情。それは、彼の顔と似ていた。
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エイミー - 杏花莉さん» 「消えた美少女は知っている」にアクセスが許可できません・・・ということなので、ログインしていないものから返信させて頂きます・・・。伝わりましたか!良かったです♪私も上杉くん大好きです!コメントありがとうございました! (2016年12月26日 9時) (レス) id: 6aadb72d51 (このIDを非表示/違反報告)
エイミー - なーさん» 「消えた美少女は知っている」にアクセスが許可できません・・・ということなので、ログインしていないものから返信させて頂きます・・・。ありがとうございます!頑張ります♪ (2016年12月26日 9時) (レス) id: 6aadb72d51 (このIDを非表示/違反報告)
杏花莉 - 花鈴ちゃんの切ない気持ちがこっちにまで伝わってきました!番外編で上杉君と両想いになれたときはホッとしました!ちなみに私は上杉君推しです! (2016年8月3日 0時) (レス) id: 154f442b08 (このIDを非表示/違反報告)
なー - とても面白かったです!これからも頑張って下さい!絶対見ます(*^^*ゞ (2016年6月21日 21時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - えいみさん、ありがとうございます☆KZ、面白いですよね♪私は俄然、上杉くん押しです(笑)これからよろしくお願いします! (2015年12月30日 13時) (レス) id: c472ba4c17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エイミー x他1人 | 作成日時:2015年12月7日 22時