ラノベ好きの文学少女が僕に銃口を向ける事実。

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大病を患っている僕が、一ヶ月ぶりに家の玄関を開けた時だった。
目の前にて、美少女が誰かに銃を向けている。

思わず止めに入ってしまったこの瞬間から、僕の日常が跡形もなく崩れていった。

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どうも。
作者の“ひなたまん”と申します。

初投稿作品となります。

※駄作です。駄作の癖して難しい世界観に仕上げたもんだから作者も困惑の物語となっています。

それでもまだ見たいという、なんとお優しい天使様については、どうぞ先へお進みくださいまし…

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「ねえ、これ何？」
「銃、ですけど」
「これ…なんで僕に向いてるの？」
「『上』からの命令です。あなたにはこの世界すべてから消滅して貰います。」

彼女はライトノベルが大好きだ。
こうして僕に銃を向けている間も、使わない左手にはいつもそれが握られている。

「何か最後に言いたいことはありますか？」

彼女はスーツより制服が似合う。
やっぱり彼女にはそんな堅苦しい衣装より、いつか見た制服の方がよっぽど似合っていた。

「そうだなぁ」

僕は最後に残すなら、

「なんで君は泣いてるの？」

彼女は笑顔がとても似合う。

彼女には笑顔でいてほしい。

そう願い続けていよう。執筆状態：連載中