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オレンジパーカーの救世主 ページ9

前回のあらすじ

黒煙が昇っているところに行こうとしたら
イリーナが迷子になりました

イリ「三人ともどこ行ったんだろう?おーい!サンズ!パピルス!インク!…どうしよう…」

イリーナは必死になって三人の名前を呼んだが返事はなく、誰も来なかった

イリ(どうしよう…進むにもどこに行ったか見当もつかないし…もしもこのままずっと独りぼっちだったら…)

彼女の心は次第に不安と焦りに蝕まれ、どんどん膨らんでいく
顔も青ざめ、冷汗が顔を伝った
その時だ

イリ「!」

性懲りもなくまたあの黒い何か、バグがわらわらと近づいてきた
白く光る眼は明らかにイリーナを見据えており、襲われる恐怖に一歩後ずさった

イリ(こんな時にどうしよう!私一人じゃ何にもできないし武器もない…このままじゃ…!)

バグはじりじりとイリーナとの距離を詰めていく
そのたびイリーナの体は恐怖に震え、とうとう腰を抜かしてしまった

イリ「ぁ…あ…!」

それを見計らいバグからヒュンッと黒い鞭のような攻撃が繰り出された

イリ「ッ!」

イリーナは覚悟を決めきゅっと目をつむった
その時だった

ウィーーン
ドゴォォォォォォォォ

イリ「!?」

激しい音に驚き目を開けるといつの間にか半分ほどバグが一掃されており、代わりにオレンジのパーカーを纏ったスケルトンが目に映し出された

 「やれやれ…さっきからこんな奴の相手ばっかりだな…こりゃあ流石に骨が折れるってもんだぜ。」

イリ「パピ…ルス?」

イリ(でもなんか雰囲気が違うような…)

 「ん?お嬢ちゃんどうして僕の名前を知ってんだ?」

パピルスと思われたそのスケルトンはイリーナの知っているパピルスとは違い、オレンジ色のパーカーを着ていて、何よりやや猫背に見えた
それに大人びていておまけにたばこを吸っている
そのスケルトンはたばこをフィーとふかすと前方にいる残りのバグを見据え、

 「ま、今はこいつらをちゃっちゃと片付けんのが先だな。ちょっと待ってろよ?」

といって、一人バグに向かって駆け出して行った
スケルトンは骨を出すと、次々とバグに向けて放っていく
それと同時にどんどんとバグは消滅し、やがて跡形もなく消え去った

 「さぁてと、終わったぜお嬢ちゃん。」

イリ「あ、ありがとう…!あなたは?」

ハ「あれ?さっき自分で言ってなかったっけ?ま、いいや。僕はパピルス。スケルトンのパピルスさ。気軽にハニーとでも呼んでくれればいいよ。」

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(プロフ) - 面白いですね=)どうでもいいけどイリーナって聞くと…どうしてもビッチ先生の幼少期の頃の姿と重なる…w (2019年6月20日 19時) (レス) id: 83fb9e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - レイラさん» コメントありがとうございます!さぁどうでしょう?そこはストーリーを見てからのお楽しみということで! (2018年6月19日 22時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 〈続き〉メイリンと小夜ちゃんは戦闘シーンがカッコイイので(#^.^#)続きが楽しみですー!応援してますよ!! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 《絶望のソウル》が目を覚ますってことはイリーナちゃん!!闇落ちしちゃうってことですか!!?闇落ちしたイリーナちゃんはかっこいい姿をイメージしてしまいます!アニメキャラにたとえるなら黒執事のメイリンやblood-cの小夜ちゃんみたいな感じでしょうか!? (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - ベルフェゴールさん» アンケートご協力ありがとうございました!なるほど、ヘルプは敵にもってこいですね! (2018年6月19日 17時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇鍋ソース | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2018年4月14日 16時

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