お気に入りの部屋 ページ49
イ(でも家族があんなことになったのにあんまりこたえてるように見えないんだよなぁ…僕がソウルレスだから?…まぁ、いいか。)
インクは心配と疑念を抱きながらもイリーナが良いのならと考えるのをやめた
イ「じゃあイリーナちゃんが行っちゃう前に僕らも行こうか…ってエッジ!?どうしたの!?」
エッジの方を振り返ってインクは目を丸くした
なんとエッジがポロポロと涙を流していたからである
イ「え!?なんで泣いてんの!?」
エ「あんなに良いやつが寝る前に絵本を読んでくれるやつもいなくなってしまったなんで…可哀想過ぎる…!」
怖面なのにそう熱弁する姿に少し不思議な気持ちになりながらインクは
イ(そうだ…fellとは言え彼も弟のパピルスだった…)
と納得した
エ「よし、これからは私が寝る前に絵本を読んでやろう!これで寂しくないはずだ!」
イ「あはは…じゃあ行こうか…」
マネ「えー!?なに、お前そんな顔なのに絵本読むの!?デスボじゃないけどなかなかに怖い声なのに!?それでもふもふうさちゃんとか読んであげようとか思ってんの!?ギャーハハハハハハ!傑作だぁ!」
イ・エ「「…」」
マネ「え?何?二人とも顔怖いよどうしたギャー!」
後ろで笑い転げているマネーを見て殺気の湧いた二人は問答無用でマネーをズタボロにした
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イリ「さ、ここが私の部屋だよ!」
案内された部屋は一人部屋でなおかつこんな少女が住むには広すぎるような部屋だった
部屋全体が金と白銀で彩られたロココが基調のお姫様のようなその部屋はぬいぐるみがいっぱいあり、本棚にはいろんな本がぎっしり並べられていた
その隣には勉強机とノートがたくさん置いてある
そしてベットは二人用くらいにでかく、パピルスくらいのモンスターが寝ても足に余裕があった
イ「うわぁ!とっても良い部屋だね!」
エ「あぁ。まさにイリーナに相応しい部屋だ。」
マ「…」
イリ「あれ?マネーどうしたの?」
イ「あ、気にしなくて良いよ。」
イリ「え、でもお顔がポロポロ…」
エ「安心しろ。モンスターは丈夫だ。それにさっき階段から落ちただけだ。すぐ治る。」
イリ「そ、そう?ならいいけど…」
インクとエッジはしれっと嘘をついたがイリーナは特に疑うでもなくすんなり信じてしまった
イ「この部屋気に入ってるの?」
イリ「うん!昔からここにいるのが一番好きなんだ!本もおもちゃも沢山あるから飽きないんだ!」
イリーナはそういうと無垢な笑顔を浮かべた
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鈴(プロフ) - 面白いですね=)どうでもいいけどイリーナって聞くと…どうしてもビッチ先生の幼少期の頃の姿と重なる…w (2019年6月20日 19時) (レス) id: 83fb9e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - レイラさん» コメントありがとうございます!さぁどうでしょう?そこはストーリーを見てからのお楽しみということで! (2018年6月19日 22時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 〈続き〉メイリンと小夜ちゃんは戦闘シーンがカッコイイので(#^.^#)続きが楽しみですー!応援してますよ!! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 《絶望のソウル》が目を覚ますってことはイリーナちゃん!!闇落ちしちゃうってことですか!!?闇落ちしたイリーナちゃんはかっこいい姿をイメージしてしまいます!アニメキャラにたとえるなら黒執事のメイリンやblood-cの小夜ちゃんみたいな感じでしょうか!? (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - ベルフェゴールさん» アンケートご協力ありがとうございました!なるほど、ヘルプは敵にもってこいですね! (2018年6月19日 17時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
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