元の姿に ページ39
闇AU達が去った後、イリーナはサンズの方を向いた
イリ「ごめんねサンズ、私たちがもっと早くここに来れていれば…」
サ「気にすんなよ、お前さんのせいじゃないさ。あでっ…」
コ『ごめん、もう少しだから。』
サンズはコーヒーの応急手当を受けながらそう言った
そこにインクが駆け寄ってきた
イ「イリーナちゃん!って、何その姿!」
ハ「WOW、驚きのビフォーアフターだな。」
イリ「アハハ、私にもわかんないんだけどさ、いつの間にかこうなってて…」
パ「見た目だけじゃなく力も強いんだぞ!さっきだってナイトメアを追い払ったんだ!」
イ「え!?それホント!?すごいね!」
イリ「うーん…でも、なぜだかそこが思い出せないんだよね…というかこれどうやって戻ったらいいんだろう…」
皆で考えているとふとベリーが答えた
べ「元の姿を想像してみたらどうだ?」
イリ「元の姿を?」
べ「そうだ!想像の力はすごいんだぞ!絶対できないと思っていることでも想像してみたらできることもあるんだ!」
イリ「わ、わかった!やってみるね!」
ベリーに言われた通りイリーナは元の自分の姿を思い浮かべた
すると宝石がたちまち光だし、イリーナの体を包み込み、次に現れたのはサンズたちがあった時のイリーナの姿だった
イリ「すごい!本当に戻れた!」
ハ「さすがだ兄弟。」
べ「むぇっへっへ!当然だ!」
ベリーは自慢げに鼻の下をこすった
そこに丁度ワインたちが戻ってきた
傍らにはエッジとマスタードがいた
ワ「コーヒー、彼らの手当ても頼めるか?少しひび割れているところがあるから包帯で固定してほしいのだが…」
コ『うん。わかった。それと終わったよサンズ。』
サ「おう、あんがとな。」
コーヒーに包帯を巻いてもらい、すごい楽になったのかサンズは笑顔でお礼を言い、立ち上がった
パ「にぇ?もう大丈夫なのか?」
サ「あぁ。なぜかは知らんが巻いてもらった途端痛みが引いてな。」
マ「ボス、先に手当てしてくれ。」
エ「言われずとも。頼むぞ。」
コーヒーの前にエッジはどかっと座り、ひび割れた腕をコーヒーに向けた
イ「にしてもそろそろ暗くなってきちゃったね。どこかみんなで休めるところがあるといいんだけど。」
インクがそう言うとイリーナはハッとして口を挟んだ
イリ「ま、まって!まだグレープやラズ達がきてないよ!それに私達があの場所から離れちゃったから今頃探しているかも!戻らなきゃ!」
「その必要はねぇよ。」
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鈴(プロフ) - 面白いですね=)どうでもいいけどイリーナって聞くと…どうしてもビッチ先生の幼少期の頃の姿と重なる…w (2019年6月20日 19時) (レス) id: 83fb9e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - レイラさん» コメントありがとうございます!さぁどうでしょう?そこはストーリーを見てからのお楽しみということで! (2018年6月19日 22時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 〈続き〉メイリンと小夜ちゃんは戦闘シーンがカッコイイので(#^.^#)続きが楽しみですー!応援してますよ!! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 《絶望のソウル》が目を覚ますってことはイリーナちゃん!!闇落ちしちゃうってことですか!!?闇落ちしたイリーナちゃんはかっこいい姿をイメージしてしまいます!アニメキャラにたとえるなら黒執事のメイリンやblood-cの小夜ちゃんみたいな感じでしょうか!? (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - ベルフェゴールさん» アンケートご協力ありがとうございました!なるほど、ヘルプは敵にもってこいですね! (2018年6月19日 17時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
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