コーヒーの兄は戦闘上級者のようです ページ29
「フ…弟の叫び声を聞いて駆けつけてみれば…こんなことになっているとはな…」
「むぇ!ワインはすごいな!いろんなことを知ってる上にこんなに強いなんて!」
二人の目に飛び込んできたのは触手を切り落とし、骨を構える身長の高いサンズと、青いスカーフを巻き、嬉しそうに声をかけるサンズが立っていた
パ「ニェ…お前たちは…?」
コ「兄さん!」
パ「ニェ!?に、兄さん!?」
パピルスが問おうとした瞬間、静かだったコーヒーがいきなり声を大きくして叫んだ
身長の高いサンズはコーヒーを見るなり安心したように微笑むと
「よかった…無事のようだな…」
と安どの声をはっした
「あ!ワイン!あいつが起き上がるぞ!」
「む、そうか。すまんが二人共、自己紹介は後だ。まずはこいつを片付ける。茂みに隠れていろ。ベリー、二人を頼んだ。」
「任せろ!さ、早く隠れよう!パップのそっくりさん!」
パ「あ、あぁ。わかったぞ。」
こうして3人は被害が及ばぬよう茂みの中に隠れた
3人が隠れたのを確認すると赤いサンズはきっと前を向き、すぐさま戦闘モードに入った
「吾輩の弟を傷つけようとするとは…とんだくずがいるものだ…さぁ…吾輩を殺したいのならかかってくるがいい!その触手一本、細胞、塵、余すことなくこの世から抹消してくれる!」
その言葉が終わると同時にグオオオとけたたましい叫び声をあげながらバグはがむしゃらに背の高いサンズに向かっていく
しかし背の高いサンズは一切物おじせず、悠然と触手の攻撃をかわし、マシンガン型のブラスターを容赦なく発射し、バグに前段命中させた
またもけたたましい叫び声を挙げながらバグはもがき苦しみあたりかまわず触手をぶんぶんと振り回したが、やがてその触手は動かなくなり、塵のように黒い粒子は天高く舞い上がり、その姿を消した
「フン…口ほどにもない。終わったぞ。もう出てきてもいいだろう。」
パ「す、すごい…!」
パピルスはさっきまであんなに恐ろしかった怪物をいともたやすくやっつけた彼に対して驚きつつ憧れの目を向けた
ワ「さて、名乗り遅れたが吾輩はサンズ。ワインとでも呼んでくれ。」
べ「俺様はベリーだ!よろしくな!」
パ「おぉ!俺様はパピルスだぞ!」
コ『コーヒーです。よろしく。」
4人は自己紹介を終えたが、そこではっとパピルスは先ほどのことを思い出した
パ「そ、そうだ!」
ワ「どうした?」
パ「頼む!友達を…イリーナを助けるのを手伝ってくれ!」
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鈴(プロフ) - 面白いですね=)どうでもいいけどイリーナって聞くと…どうしてもビッチ先生の幼少期の頃の姿と重なる…w (2019年6月20日 19時) (レス) id: 83fb9e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - レイラさん» コメントありがとうございます!さぁどうでしょう?そこはストーリーを見てからのお楽しみということで! (2018年6月19日 22時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 〈続き〉メイリンと小夜ちゃんは戦闘シーンがカッコイイので(#^.^#)続きが楽しみですー!応援してますよ!! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 《絶望のソウル》が目を覚ますってことはイリーナちゃん!!闇落ちしちゃうってことですか!!?闇落ちしたイリーナちゃんはかっこいい姿をイメージしてしまいます!アニメキャラにたとえるなら黒執事のメイリンやblood-cの小夜ちゃんみたいな感じでしょうか!? (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - ベルフェゴールさん» アンケートご協力ありがとうございました!なるほど、ヘルプは敵にもってこいですね! (2018年6月19日 17時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
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