ろくじゅーさんわ(センラ) ページ15
Aちゃんが車を降りて
しばらくたっても戻ってこないから坂田も車を降りて
少しの空白の時間の後、やっぱり行ってくるとうらたさんも車を降りた
残された俺とまーしー
二人で軽い雑談をしてると、突然電話がかかってきた
普段より低い声で、すぐに来て欲しいとのこと
路上駐車して置いてくのは抵抗があったが、緊急事態かもしれないので2人で向かった
扉を開けると、物があちらこちらに散乱してて
女の人の両腕を強く掴むうらたさんと
泣きじゃくりながら坂田を抱きしめるAちゃんがいた
辺りには赤い液体もポツポツとあって
ただごとじゃない、と判断するには充分だった
志麻「…警察と救急車は？」
うらた「呼んだ」
志麻「で、これやったのは、こいつ？」
うらた「そう。坂田の元カノ」
志麻「あー、噂の」
彼女「…」
志麻「どーも。いいストレス発散になりましたかー？」
うらた「志麻くん、煽んなって」
下を向いていた彼女が少し反応し、顔を上げる
志麻「あ、顔上げなくてええよ。今見たら多分忘れられないし、殴りたくなるから」
志麻くんも相当イラついてるのか、言葉が荒い
俺は、どうすればいいかわからず
ただそこに呆然と立っていた
救急隊員「身内の方ですか？」
「あ、はい…」
救急隊員「乗ってください」
うらた「俺も、乗ります」
「え？」
うらた「大丈夫。そばに居るから」
「…うん、」
志麻「俺たち後から車で向かうから」
うらた「ごめん頼む」
救急車が遠のいてくのを見送った
志麻「じゃあ行くか」
センラ「…」
志麻「なあした？」
センラ「…坂田、今恋してるねん」
志麻「え？」
センラ「俺、気づいてたのに言えなくて…」
もし、坂田が手の怪我どころじゃなかったら
もう2度と話せない人になってしまっていたら
俺は坂田の想いの名前を教えてあげられなかったことを、どれほど後悔していたのだろう
ろくじゅうよんわっ！(あほの坂田)→←ろくじゅうにわっ！(あほの坂田)
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つな(プロフ) - ヒカルさん» お好みのまーしーが書けて嬉しいです！！Sっ気が濃い方がすき… (2018年7月5日 0時) (
レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - 待ってまーしぃーがドSという私の好みの男子になっとる……マジかっこいい (2018年7月2日 20時) (レス) id: 68cf8d1f99 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - *鈴架▽歌*さん» まーしー回めちゃくちゃ頑張ったので嬉しいです…！色気が溢れてる志麻さんがすき… (2018年6月30日 0時) (レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
*鈴架▽歌*(プロフ) - まままままままままままままーしぃいいいいいぃぃぃぃいいい！！まーしぃかっこよ…しんど… (2018年6月28日 21時) (レス) id: b7acdc089a (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - のんさん» そう思って頂けて幸いです…！ありがとうございます！ (2018年6月6日 23時) (レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりらんか
| 作成日時：2018年5月20日 8時
