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貴方side
「良いんじゃない？Aは、まぁまぁ素材が良いからねぇ。磨けば光ると思うし」
「お姉さまは今でもとても素敵な方なので、makeupをされたら誰でも振り返るほどの素敵な美しい女性になるのではないでしょうか」
あ、まずい
「そうねぇ‥‥Aちゃんは可愛い感じの子だから、綺麗より可愛い感じの服やメイクの方が良いかもしれないわねぇ」
『あ、えっと』
「なーに、心配なの？大丈夫、絶対可愛いって保証するから。だから血、ちょうだい？」
「ちょっとくまくん、さりげなく血をもらおうとしないでくれる？」
『す、ストップ！！』
「「え？」」
『メイクとかしてもらえるのはありがたいんですけど、その‥‥かっこよくならないとダメかもです』
「どういうことだ？」
これ言ったら確実に引かれるな‥‥えぇい、もうどうにでもなれっ！
『幼馴染みは、男の子が好きなんです！！』
「「‥‥ゴホッ、ゴホッ！！」」
「つ、つまりお姉さまは、恋愛対象ですらないと‥‥？」
「もう既に望みないじゃん」
『うっ‥‥』
正論すぎてぐさぐさ刺さる
「男が好きなやつを、女のお前が好きになった？わはは、よく分かんないけど面白いっ☆」
「うーん、一気に難しくなったわね‥‥」
『うん‥‥』
「じゃあ俺がもらってあげよっか？」
「凛月先輩！隙あらばお姉さまに近付くのはやめて下さい！」
『凛月、友達としては好きだけど恋愛的な意味で好きな人は幼馴染みしかいないから‥‥ごめんね？』
「あっさりフラれたねぇ‥‥ぷっ、くまくんドンマイ」
「ちょっとセッちゃん、笑ってるでしょ」
「わはははは！当たって砕けたな！」
「王様は遠慮する気もないでしょ‥‥」
「まぁまぁ、茶番はこれくらいにしましょ♪」
「俺の告白が茶番で片付けられたんだけど」
「え？茶番じゃないならなに？本気だったの？」
「まぁまぁ本気？」
「それ本気じゃないじゃん」
『えっと‥‥』
「ほらもう、Aちゃん困っちゃったじゃない！とにかく、Aちゃんをかっこよくする方法考えるわよ！」
ふと思ったけど、宙くんは可愛い感じの子だ
ということは、やっぱり可愛くしてもらうべきだったかも
‥‥でも、たまには大胆なイメチェンってことでかっこよくなるのも良いかもしれない
よし、見てろよ夏目
絶対かっこよくなってやる！
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月見若葉(プロフ) - 亡命遊愉さん» ありがとうございます‥‥！初作品でコメントを頂けるなんて感激です‥‥！これからも、皆の魅力が伝わるように頑張ります！ (2017年4月29日 15時) (
レス) id: 730b85c1be (このIDを非表示/違反報告)
亡命遊愉 - ああ、夏目君も宙君も可愛いです…更新頑張ってください！応援してます！ (2017年4月29日 15時) (レス) id: b985e9e759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見若葉 | 作成日時：2017年4月9日 15時
