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夏目side
「ソラ‥‥」
『宙くん‥‥』
「ケンカは、お互い傷付いちゃうだけな〜？だから、二人とも�爐瓦瓩鵑覆気き瓩辰討靴討�ださい！」
『うっ、宙くんに言われちゃったら‥‥夏目、ごめんね』
「ううン、ボクの方こそごめんネ」
「はい、これで二人は仲良しな〜？」
にこにこ笑顔のソラ
『ねぇ宙くん、やっぱりこのセリフをひたっ？！』
ボクはAのほっぺを左右に引っ張る
「言わせないヨ？」
Aは、ボクの手を無理矢理剥がした
『夏目の分からず屋！推しに似てる人がいたらセリフの一つや二つ、言わせたくなるんだよ？！』
「ソラに似てるキャラなんているノ？」
『いるよ、智樹くん！見せてあげる！』
そのキャラ、Aが寝てる間にやったから知ってるよとは言えない
Aは携帯を取るためにベッドから降りてクッションの上に座った
ボクもAの側に腰掛ける
『宙くーん、おいでー？』
ばっと手を広げるA
「なんだ〜？ぎゅーってするの？ぎゅーっ！」
『天使だ‥‥』
「天使？宙は天使じゃなくて、魔法使いです！」
『魔法使いさん、可愛すぎ‥‥』
なんだろう、この気持ち
センパイの肩に寄りかかって寝ていたAを見た時と、同じ気持ち
きゅーって胸が締め付けられる
よく分からない
でも、心地が良いモノではないことは確かだ
「‥‥そんなに近付かないでよ」
無意識に、ボクの口はそんな言葉を紡いでいた
『ん？』
慌てて口を手で抑える
『今、なんて』
「なにも言ってないヨ？空耳じゃないかナ？」
「空耳じゃないです！宙にも聞こえました！」
どうしてソラはそんなに正直なのかな
今は嘘ついてほしかったよ
「ほラ、ボクのことなんか気にしないデ、二人でぎゅーってしてれば良いんじゃないノ？」
「‥‥なんだかししょ〜、寂しそうな色をしてるな〜？それと、取られて悔しいって色も！それから」
「待ってソラ！それ以上は言わないデ！」
『‥‥夏目』
「ナ、なにかナ‥‥？」
『私、帰るね。二人とも、今日はありがとね。また明日！』
よく分からないけど、一件落着‥‥？
と思ったら、最後にAが
『宙くん取ってごめんね。宙くんとの恋、応援してるよ！』
とボクに小声で言った
‥‥全然一件落着じゃなかった
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月見若葉(プロフ) - 亡命遊愉さん» ありがとうございます‥‥！初作品でコメントを頂けるなんて感激です‥‥！これからも、皆の魅力が伝わるように頑張ります！ (2017年4月29日 15時) (
レス) id: 730b85c1be (このIDを非表示/違反報告)
亡命遊愉 - ああ、夏目君も宙君も可愛いです…更新頑張ってください！応援してます！ (2017年4月29日 15時) (レス) id: b985e9e759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見若葉 | 作成日時：2017年4月9日 15時
